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■合弁会社の独立性■~親会社の構造が適していない~

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おはようございます。 雨の川崎の朝、まさしく花散らしの雨。 寒い一日になりそう、寒暖の差が激しいので、体調に注意しましょう。 長嶋さんと松井への国民栄誉賞授与を検討するとのこと。 めでたい話でいいことだが、なぜ今なのかな? ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 多角化のマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】  ◆合弁 合併の持つ課題への4つの対応策 △合弁会社の独立性を確保する。 そもそも、合弁会社を設立する理由は、 新たに行おうとする事業が2つの親会社の いずれにもできないからだ。 強みや、ターゲットが新たな事業とは異なるのだ。 なので、できない親会社が、その新しい事業に 干渉してはならない。 「合弁の理由は、事業、製品、市場、活動が、  いずれの親会社の構造にも適していないからである。  したがって合弁会社は、独立性を保持し、独自の使命、  事業、目標、戦略、方針を発展させなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■第三者の仲裁者■~対等なパートナーシップ~

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おはようございます。 今日は快晴、肌寒い花冷えの朝です。 エイプリルフールは、企業にとってみると、 プロモーション戦略で力を発揮できる機会でもある。 楽しみだ。 ------------------------ ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ■第三者の仲裁者■~対等なパートナーシップ~(第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント) https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSWMU47es7usezPciAXghzzaC42nYMBloPfABsmLXsb7hw12w5AqyAwS757MTid73HSBDY0WoznWPZqZ8PzkVxWXlFVSw3HkzIEKBhX7JuUkXfJ_Ah6lz50WfyQp1b4pafaJe1fCoh4dp1/s1600/%E3%83%89%E3%83%A9%25E 多角化のマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】  ◆合弁 合併の持つ課題への4つの対応策 △第三者の仲裁者を決めておく。 ドラッカーは、親会社2社と合併会社の、 3つの目標を明確にしておかなければならないとした。 しかし、それでも、対立は生ずる。 成功しているときにこそその対立は起きやすい。 パートナーシップとして、対等な関係で、 お互いの主張が折り合いがつけられないきには、 問題を解決できる者がいないことになる。 このような場合に、両者が尊敬できる第三者に 仲裁を頼むというルールを決めておく必要がある。 「両者が対等であって、かつ同じように頑固なときには、  問題を解決できる者がいないことになる。  したがって、意見が対立し、問題が暗礁に乗り上げたときの  対処の方策をあらかじめ定めておかなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■三組の目標の明確化■~合弁会社の目標はなにか?~

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おはようございます。 昨日は寒い中、世田谷砧公園での花見でしたが、 夕方ぎりぎりまで、なんとか天気は持ちました。 今朝は寒い雨模様、花散らしの雨か。 ------------------------ ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 多角化のマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】  ◆合弁 合併の持つ課題への4つの対応策 △親会社二社と合弁会社の目標を明らかにしておく。 親会社それぞれの目標と、新たに設立する合弁会社の目標を 明確にしておく必要がある。 合弁事業が成功した際に、親会社はそれぞれの利害に 主眼を置きたくなる。 その際主軸にすべきことは、合弁事業の持つ目標であり、 そのための利害でなければならない。 「合弁が失敗したときになすべきことは、  はっきりしている。  二つの親会社の利害も一致する。  早く問題を片づけたい。  救えないのならば、最小の損失で手を引きたい。  ところが合弁は、成功すると厄介な問題を生ずる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■成功が問題を招く■~利害の不一致が明らかになる時~

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おはようございます。 今日も花曇の朝。 すっきりしない天気ですが、桜も何とか週末まで持ちましたね。 明日は雨模様、今日がまさしく花見のラストチャンス。 ------------------------ ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 多角化のマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】  ◆合弁 ドラッカーは、この手段としての合弁は、もっとも柔軟だが、 もっとも難しく、もっとも理解されていないとする。 パートナーシップとして、合弁が失敗したときになすべきことは、 はっきりしている。 二つの親会社の利害は一致する。 ところが、成功するとそれは一変する。 親会社間の利害や目的が一致していなかったことが明らかになる。 このような合併の持つ課題への対応策として、 ドラッカーは次の4点を示す。 △親会社二社と合弁会社の三つの目標を明らかにしておく。 △第三者の仲裁者を決めておく。 △合弁会社の独立性を確保する。 △合弁が成功したときには、親会社から分離独立させる。 「もともと親会社間の利害が一致していないこと、  それどころかまったく相容れないことが  突如明らかになる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■誰のよい妻になるか■~分離とはマーケティング~

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おはようございます。 花曇の川崎の朝、すっきりしない天気ですが、雨は大丈夫の模様です。 明日は花見のラストチャンス ------------------------ ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ■誰のよい妻になるか■~分離とはマーケティング~(第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント) https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSWMU47es7usezPciAXghzzaC42nYMBloPfABsmLXsb7hw12w5AqyAwS757MTid73HSBDY0WoznWPZqZ8PzkVxWXlFVSw3HkzIEKBhX7JuUkXfJ_Ah6lz50WfyQp1b4pafaJe1fCoh4dp1/s1600/%E3%83%89%E3%83%A9%25E 多角化のマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】 ◆分離 うまくいっていない事業は、資源を無駄に消耗し、 全体のマネジメントを困難にしてしまう。 なので、上手くいっている事業や全体に影響しないうちに 早く切り離さなければならない。 分離が必要になる。 この際考えなければならないことは、この分離とは、 売却や販売ではなくマーケティングであること。 販売側の事情ではなく、顧客の事情が動機に ならなければならない。 分離先はその事業が、有効に働くもので なければならない。 「いくらで売りたいか」ではなく、 「誰にとって価値があるか」である。 「『娘の相手を探すときは誰が  よい夫になるかを考えるな。  誰のよい妻になるかを考えよ』  との諺どおりである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■多角化のマネジメント手段■~不運ではなく体質~

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おはようございます。 昨日は、雨の中花冷えの一日でした。 今朝もまた、冷える川崎の朝ですが、日中は暖かくなりうそうですね。 東京地方あさってはまだ、花見が十分OKそうですね。 ------------------------ 多角化に重要なことは”体質の一致”であるとした。 さらに、多角化のマネジメントについて指摘する。 このマネジメントの手段には、2種類、四つある。 【多角化のための手段】 ◆自力開発 ◆買収 【不健全な多角化を正すための手段】 ◆分離 ◆合弁 まず、◆自力開発と◆買収 この二つは、まったく異質であり、 同時にうまく行うことは困難である。 買収がうまくできない企業は、 市場や顧客などの環境が向かなかったのではなく、 企業自体に買収に伴う問題への対応をする用意がないのだ。 また、自力開発がうまくいかない企業は、 自ら新たに事業を開発する際に生じる問題を理解できない。 つまり、イノベーションの能力がないのである。 「買収がうまくいったことのない企業は買収を考えてはならない。  不運なのではなく、そういう体質ではないからである。  他方、自力開発がうまくいかない企業も不運なのではない。  自己開発に伴う問題を理解できないのである。  イノベーションの能力がないのである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)