■イノベーションと起業家精神■~壮大ではなく着実~
おはようございます。 曇り空の川崎の朝ですが、 日中はいくらか回復しそうです。 来週は10月、今年も後三つき、 早いものです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、革命は幻覚であり、 19世紀最大の幻想、 いつわりの神話だったとした。 そして、経済や事業と同様に 社会や社会的サービスにおいても、 イノベーション(革新)と 起業家精神が必要となるとする。 なぜか? イノベーションと起業家精神は、 焦点を幻想ではなく、現実的な 機会やニーズに合わせる。 そして、必要な成果をもたらさなければ 消え去る。 言い換えれば、教条的ではなく現実的であり、 壮大ではなく着実だからである。 イノベーションと起業家精神は、 革命が実現しようとしたことを 流血、内戦、強制収容所、経済的な破局なしに、 目的と方向性とコントロールのもとに実現する。 「イノベーションと起業家精神が、 社会、経済、産業、社会的サービス、企業に、 柔軟性と自己革新をもたらすのは、 まさにそれが一挙にではなく、 この製品、この政策、あちらの社会的サービス というように段階的に行われるからである。」 ~『イノベーターの条件』 (Part1 5章 起業家社会の到来は何を意味するか)