■成果は組織の外にある■~彼らを支配するもの~

おはようございます。

安全保障関連法が成立した。
日本の安全保障政策が、
間違いなく大きく転換することになった。

審議内容や、そのプロセス、
およそ真っ当な恰好ではない。

世論は、いくら声をあげても
多数決主義の政治の前に力がないことを
改めて実感したでしょう。

今回の立役者を忘れてはいけないでしょうね。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、組織は、
そこに働く者の同意さえあれば
権力をもてるわけではないとした。

しかし逆に、企業といえども、
従業員のために存在するのではない
と続ける。

成果は組織の外に存在する。

病院では、病院で働いている人たちではなく
患者に成果が表れる。 

同様に金融政策が大蔵省職員の得に
なるかどうかは問題ではない。


「もちろん組織は、

 そこに働く者に最大限の責任を

 要求しなければならない。

 しかし、仕事の基準、仕事ぶり、成果に

 直接影響を与えることについては、

 彼らにまかせるわけにはいかない。

 逆に、それらのものが、

 彼らを支配しなければならない。」


~『イノベーターの条件』
(Part1 4章 多元社会における組織の原理)










































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