■頭のよさを重視する者■~未熟さはなおらない。~
マネジャーに欠かせない真摯さ、その3点目 ◆真摯さよりも、頭のよさを重視すること 仕事が早い、頭がいい、親切でやさしい、いい人だ、新しい技術に詳しい、、、、 このような者は多く見かける。 誰もがこの様な資質を持っているに越したことはない。 しかし、それらの資質を持っていようが、”真摯さ”がなければ意味がない。 それらの資質を、自らの成果と組織全体の成果につなげるには、 真摯さが前提となる。 頭がいいだけでは、組織にとってひとかどにはならない。 組織人として未熟で、その未熟さは持って生まれたもの。 一生治ることはない。 自分自身を振り返ってみよう。 頭が良いんじゃないかな、、って思っている人は、 一度立ち止まって自身にとっての”Integrity”の評価をしてみよう。 「真摯さよりも、頭のよさを重視する者を マネジャーに任命してはならない。 そのような者は人として未熟であって、 しかもその未熟さは通常なおらない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 26 組織の精神)