■第10章 ギャップと構造変化(6)■~生産者の不満がギャップを教える~
おはようございます。
2025年大みそか、
1年間お付き合いいただきまして
ありがとうございました。
良い新年をお迎えください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『イノベーションと企業家精神』
ドラッカーは、
産業の内部の者が、
現実について誤った認識をもつとき、
努力は成果を期待できない分野に集中し、
それに気づき利用する者にとって、
イノベーションの機会となる認識ギャップが
生まれるとした。
そして、
生産者が示す典型的な反応が、
消費者は不合理であって
品質に対して金を払おうとしないと考えることだ、
と続ける。
「しかしそのようなときこそ、
生産者が顧客の価値としているものと、
顧客が本当に価値としているものとのあいだに
ギャップが存在すると考えるべきである。」
(『変革の哲学』 第10章 ギャップと構造変化)
コメント