■「自分がすべきではないこと」を知る■~得手・不得手は変化する~
おはようございます。 今日も雲の多い、梅雨空の川崎の朝です。 都議選は自公の完勝に終わった。 大きな要因は投票率の低下で、 この原因は政権批判層の受け皿がないことだろう。 参院選が近い、今度は国政だ。しかも国は大きな曲がり角にある。 当然ながら選挙の結果は国民の生活を大きく左右する。 理由は何であれ、投票しなければ、その変化を黙認することになる。 選挙への意識の低い人間が、そうでない人たちを巻き込んでしまう結果になる。 有権者一人ひとりが持つ連帯責任だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ (「ドラッカーの遺言」第5章 経営とは?リーダーとは?) ドラッカーは、有能なリーダーが持つ二つめの習慣は、 なすべきことが「自分の仕事なのか」を問うことだとした。 そして、「自分がすべきではないこと」を知ることが重要とする。 すべきでないこととは、不得手なことである。 不得手なことは、当然のことながらうまくはできない。 自分がうまくできないことは、組織全体の成果を阻害する。 これを理解するからこそ、有能なリーダーは、 自分が得意としない仕事に直面した時、 「これは自分の仕事ではない」と認めることができ、 そのことを得意とする別の人間に一任することができるのだ。 そしてさらにドラッカーは、得手・不得手は人生を通じて変化することも 心得て置く必要があるとする。 「自分にできないことがあると認めるのは 得てして簡単ではありませんが、 有能な人間は自分がすべきではないことを 知っています。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)