■成功が問題を招く■~利害の不一致が明らかになる時~
おはようございます。 雲がびっしりと空を覆う川崎の朝です。 今日は11月15日、坂本龍馬の誕生日、 そして同時に、150回目の命日。 龍馬は、国を憂い、志を持って、 国難に命を賭して戦った。 今の政治を見て、なんと思うだろう。 民から離れた政治は国難状態、 「日本を今一度洗濯し候」だろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 多角化のマネジメントの手段には、 2種類、四つある。 【不健全な多角化を正すための手段】 ◆合弁 ドラッカーは、 この合弁は、もっとも柔軟で、 難しく、理解されていないとする。 そして、パートナーシップとして、 合弁が失敗したときになすべきことは、 はっきりしている、と続ける。 二つの親会社の利害は一致するが、 成功するとそれは一変する。 親会社間の利害や目的が 一致していなかったことが 明らかになる。 このような合弁の持つ課題への対応策として、 ドラッカーは次の4点を示す。 △親会社二社と合弁会社の三つの目標を明らかにしておく。 △第三者の仲裁者を決めておく。 △合弁会社の独立性を確保する。 △合弁が成功したときには、親会社から分離独立させる。 「もともと親会社間の利害が一致していないこと、 それどころかまったく相容れないことが 突如明らかになる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)