■責任がなければ暴走を生む■~成果を生まない権限~
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。
組織には唯一絶対の組織構造はない。
しかしそこには守るべき原則がある。
その四つ目
◆権限には責任が伴わなければならない。
権限を持つ人間は、その権限に対して責任を負わなければならない。
権限とは、最終意思決定し、その結果に組織の資源を使い、
実行することができる権力である。
では責任とはなにか?
その決定事項、資源、実行およびその結果に対する責任である。
つまり成果を生み出さなければならないという責任であり、
成果を生み出せない結果についての責任を一身に受けなければならないのだ。
ドラッカーは、責任の伴わない権限は
成果を生まないばかりか、暴走を生むとする。
「責任の伴わない権限に正当性は無い。
それは、権限の伴わない責任についても同様である。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(附章 マネジメントのパラダイムが変わった)
コメント