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■質的な衝突の問題■~時至れりを実感した世代~

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おはようございます。 梅雨空の川崎の朝です。 自民党甘利さんと舛添都知事の会見があった。 政治家の責任はもちろんだが、 人としての責任、人格が欠けている。 政治の劣化が言われて久しいが、 こんな様子を見ていると、 だれも政治家を目指さなくなる、 政治家は卑しい仕事となってしまう。 国民国家にとって、最小限の政治は 機能として必要である。 政治家の問題は政治家に解決できない。 有権者が、選別しない限り変わらない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ キルケゴールは 人間の置かれた状況を悲劇と見た。 これに対し、19世紀は 楽観に満ち溢れていた。 ドラッカーは、 西暦1000年以降のヨーロッパにおいて、 19世紀の人たちほど "時至れり"を実感した世代はなかった、 とする。 「キルケゴールにとって、   究極の問題は、   相矛盾する妥協の余地のない   質的な衝突の問題だった。   だが19世紀にとって、   それは量的な問題だった。」 ~『イノベーターの条件』 (付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)