■IBMの試行錯誤■~働く者が職務に誇りを持つ~
おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 昨夜は東京でもちらっと雪がふりましたね。 週末は穏やかになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 働くことのマネジメントには、 一人ひとりの「責任」が重要とした。 そして、ドラッカーはIBMが行った、 組織に関する 二つのイノベーションを示す。 一つ目は、 一人ひとりの作業を可能なかぎり単純に設計し、 誰でもそれらの作業をこなせるよう訓練する。 そして、それらの作業のうち 少なくとも一つは、熟練技能や判断力を 必要とするものにしたこと。 このことにより、働く者が職務に 誇りを持つようになった。 さらに、現場に監督や職長の代わりに 現場アシスタントを置いた。 そのアシスタントは監督者や”ボス”ではなく、 実際に働く者が仕事を理解し、 そのための道具を使えるようにすることである。 「複数の作業を行わせることによって、 仕事のリズムに変化を持たせた。 生産性は大幅に向上した。 働く者の姿勢にも大きな変化が表れた。 同社では、働く者が職務に誇りを持つようになったことが 最大の収穫だったとしている。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」