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■自らの仕事を管理する■~改善、開発、改良~

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おはようございます。 未明の川崎。 昨日は3月末の気候、 今日は北風が強く 寒い一日になりそうですね。 気温の変化が大きいので、 体調にお気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ アッベはまた、継続訓練を導入した。 それは徒弟訓練を体系化し、 親方のもとでの教育と学校での訓練を 組み合わせたものだった。 彼はこれに加えて、 体系的な訓練講座を開き、 在職中ずっと参加させた。 技能者といえども、 技術者、化学者、設計者とともに、 作業方法の改善、新製品の開発、 工程と技術の改良について 研究すべきものとした。 アッベは、働く者は、 製品や仕事について、 情報のフイードバックを 必要としていると考えた。 そして、働く者自身が、 自らの仕事を管理しなければならないと 繰り返し言っていた。 「ツァイスでは、正式な雇用の保証はなかった。  アッベも技術者たちも、  無能な者を忠実さだけで雇っておく慣行は  真摯でないと拒否したに違いない。  しかしツァイスでは、  業績をあげることを学び  意欲のあることを示しさえすれば、  景気変動に関わりなく雇用を保証していた。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■カール・ツァイス方式の秘密■~自身で職務を編成する~

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こんばんは 今日は、一雨ありましたが、 暖かな一日になりましたね。 明日は金曜、週末をお楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ カール・ツァイスの 経営を引き継いだアッベは、 科学者出身の最初の発明家として、 驚くほど生産的で、 精密レンズの製作にイノベーションをもたらした。 だがドラッカーは、その最大の偉業は、 発明や企業経営ではなく、 働くことと働く人のマネジメントにあった、 とする。 アッベは、科学的管理法としか名づけようのない 仕事の分析を行った。 光学ガラスを製造し精密レンズに加工するうえで 必要なプロセスを分析し、 この二つのプロセスを統合した。 「彼は、職務を編成する責任を  実際に仕事をする人たちに負わせた。  理論と技能を説明し、  彼ら自身で職務を編成することを求めた。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■有効な方法は何か■~命令と保護による安定~

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おはようございます。 薄雲リの川崎の朝、 夜には一雨ありそうですね。 昨日の暖かさから、 がっくと下がりそうですね。 暖かくして、週末をお楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 では、働くことが成果と 自己実現を意味する組織とはなにか、 何が有効な方法か、 と続ける。 それはマグレガーのY理論ではない。 人は機会さえ与えられれば、 成果をあげるべく働くなどと 仮定することはできない。 また、いかに強者であっても、 責任の重荷を背負わせるには そのための多くのものが必要である。 もちろん人を追い立てることに 依存することはできず、 アメにもムチにも 依存することはできない。 しかも、X理論における命令と 保護による安定に代わるべきものを 与えなければならない。   「そのような組織とは、  いったいいかなるものか。  それはいかに機能するか。  幸い、それを推測する必要はない。  そのような組織は現実に存在し、  研究することができる。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■尊敬に基礎を置く■~傲慢で、ばかげた仮定~

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おはようございます。 仄明るい夜明けの川崎の朝です。 昨日は暖かな一日になりましたが、 今日はさらに暖かくなりそうです。 日中はコート無しで十分みたいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 仕事のうえの人間関係は、 尊敬に基礎を置かなければならない、 とする。 これに対し心理的支配は、 根本において人をばかにしている。 伝統的なX理論以上に人をばかにする。 心理的支配は、人を怠惰で 仕事を嫌う存在とは仮定しないが、 マネジメントだけが健康で、 他の者はすべて病気であると仮定する。 マネジメントだけが強く、 他の者はすべて弱いとする。 「マネジメントだけが知識を持っており、  他の者はすべて無知であるとする。  マネジメントだけが正しく、  他の者はすべてばかであるとする。  まさに傲慢で、ばかげた仮定である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■心理的支配とは■~心理学の濫用、知識の自殺~

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おはようございます。 今朝も快晴の川崎、一日晴れるようですね。 明日あたりから、少し気温の緩む日が訪れそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 産業心理学は、マグレガーのY理論を主軸として 自己実現、創造性、人格を唱える。 ドラッカーは、その中身は心理操作による支配であり、 その前提は、X理論のものである、 とする。 そして、 人は弱く、病み、自らの面倒を見られず、 恐れ、不安、抑圧に満ちた存在である、 と続ける。 したがって、人というものは 彼自身のために支配されなければならず、 飢えの恐怖や物質的な報酬によってではなく、 疎外の恐れや安定への希求によって 支配されなければならない。 たしかに、これはX理論よりも進化しており、 かつてのアメとムチはキメのあらい強制にすぎない。 しかしいかに進化したといっても、 これが支配であることには変わりない。 「そのような支配は、  進化していると否とにかかわらず、  心理学の濫用である。  心理学によって人を支配し操作することは、  知識の自殺である。  嫌悪すべき支配形態である。  かつての主人は、奴隷の肉体を支配することで満足していた。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■アメとムチによるマネジメント■~疎外の恐れや安定への希求~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、寒いですね。 でも週末あたりは、少し気温上昇、 春への小さな一歩が始まりそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働と、その労働を有効にするための マネジメントに関して、 ドラッカーは、 マグレガーのXY理論をとりあげた。 X理論は、人は飢えの恐怖や 物質的なものに支配され、 Y理論は疎外の恐れや安定への 希求などの心理的なものに 人は支配されるというもの。 ドラッカーは、 Y理論だけで 労働のマネジメントは解決しないとした。 さらに、アメとムチによるマネジメントである、 X理論によるマネジメントも有効ではないとする。 先進社会では、肉体労働者にさえ通用せず、 なおさら知識労働者に対しては、 いかなる国でも通用しない。 「マネジメントの手に、もはやムチはない。  アメさえ人を動かす誘因とはなりえなくなった。    それでは、報酬というアメと恐怖というムチに代わるべきもの、  新しい現実に合ったアメとムチは手にできるか。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」

■発明という仕事の生産性■~アプローチ、原理、方法~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝、 午後からは雲が出てきそうですね。 今日は、久しぶりの受験体験です。 マイナンバー対応試験(個人情報保護士)。 ボケ防止でも、折角なので頑張りまっせ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 今日、肉体労働は重要性を失いつつある、 とした。 そして、その肉体労働に対するのと 同じアプローチ、コンセプト、原理を 肉体労働以外の仕事に 適用しなければならない、 と続ける。 すでにそれらのものが、 情報処理等の事務仕事や サービスの仕事に 適用されることが明らかになっている。 そして、それらは、 既存の知識の習得と応用 という仕事にも適用できる。 一九世紀における もっとも生産的な発明家エジソンは、 体系的な方法によって、 発明という仕事の生産性をあげた。 「彼は常に、欲する製品を定義することから始めた。  次に発明のプロセスをいくつかに分解し、  相互関係と順序を明らかにした。  プロセスのなかのキー・ポイントごとに  管理手段を設定した。  そして基準を定めた。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 11 仕事の生産性」

■成果を中心に考える■~インプットは道具にすぎない。~

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おはようございます。 祝日の土曜日、建国記念の日。 今日も寒い一日になりそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働は、人にとって自己実現の 重要な手段であり、 その第一歩は、仕事を 生産的なものにすることにある。 ドラッカーは、 まず考えなければならないことは、 ”仕事から生み出す成果”(アウトプット)を中心に 据えることであるとする。 仕事に使用する技術や知識は 仕事の道具(インプット)にすぎない。 ここから生産性を考えてはならない。 成果を生み出すためには、 どんな道具(ツール)を、どのタイミングで、 何のために使うかから考え始めなければならない。 「これらのことは、  これまで肉体労働についてのみ  研究され、開発されてきた。  ほとんどの人が肉体労働に  携わっていたからである。  生産物のほとんど全部が、  肉体労働によってつくられていた。  しかし今日、肉体労働は重要性を失いつつある。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 11 仕事の生産性」

■仕事の生産性、四つの観点■~分析、総合、管理、道具~

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おはようございます。 週末、寒い金曜日です。 暖かくお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事を人の働きに 即したものにしなければならない, とした。 そして、 仕事を生産的なものにするには、 分析、総合、管理、道具の 四つの観点が必要と続ける。 「①分析である。仕事に必要な作業と手順と道具を知らなければならない。  ②総合である。作業を集めプロセスとして編成しなければならない。  ③管理である。仕事のプロセスのなかに、  方向づけ、質と量、基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない。  ④道具である。仕事の為の具体的な道具を明らかにする。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 11 仕事の生産性」

■自己実現の第一歩■~仕事を生産的なものにすること~

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おはようございます。 インフルエンザの勢いが収まらない、 十分お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは労働には、 5つの次元がありそのすべての問題を 解決することは困難とした。 そして、労働は、 人にとって自己実現の重要な手段であり、 その自己実現の第一歩は、 仕事を生産的なものにすることにあるとする。 そのためには、仕事を人の働きに 即したものにしなければならない。   「科学的管理法すなわち  仕事の客観的な組み立ては、  自己実現に矛盾しない。  別のものであっても、  補い合うものである。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 11 仕事の生産性」

■生産性と成果■~手だけを雇えない。人がついてくる~

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おはようございます。 今朝も寒いですね、 暖かくお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 仕事と労働(働くこと)とは根本的に異なり、 その労働は、生理的、心理的、社会的、経済的、政治的の 5つの次元から見なければならない とした。 この労働について、 マルクスは、経済的次元を重視し、 エルンスト・メイヨーは、 「手だけを雇うことはできない。人がついてくる。」 とし、心理的次元が重要とした。 しかし、ドラッカーはこれらの 5つの次元はまったく別種のもので、 ひとつの次元のみでなく、 全てを考慮しなければならないとする。 さらに、これらの5つの次元の取り扱いは 難しいとする。 「不可能とさえ思われるかもしれない。  だがわれわれは、  今日マネジメントしなければならない。  仕事の生産性をあげ、働く者に成果をあげさせるために、  何らかの解決策を、あるいは少なくとも調整策を  見出さなければならない。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■政治的な次元■~誰かが権力を行使する。~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 今日は、気温はさほど下がらないようですが、 風の強さで体感温度は低そうです。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働(働くこと)の五つの次元 その四 政治的な次元 人が働くということは、 誰かが設計し指示した仕事を 遂行するということである。 その仕事は様々な職務で構成され、 人はその組織の枠組みの中で 職務を割り当てられて働く。 昇進、降格などの人事的処遇も その一環として行われる。 ここで、割り当てる立場と、 割り当てられる立場が存在することとなり、 ”権力”が発生する。 その権力は働く一人ひとりに 様々な影響を与えることになる。 「集団内、特に組織内で働くことには、権力関係が伴う。  組織では、誰かが職務を設計し、組み立て、割り当てる。  労働は、順序に従って遂行される。  組織のなかで、人は昇進したりしなかったりする。  こうして誰かが権力を行使する。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■経済的な次元■~労働は生計の資である。~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 気持ちの良い青空が広がっています。 週のスタート、今週も頑張りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働(働くこと)の五つの次元 その四 経済的な次元 労働を経済面から見る。 労働は働く人の生活の拠り所であり、 経済的な基盤である。 同時にそれは、 組織が将来にわたって 活動できるための資本であり、 その活動に必要な、 働く人たちの労働の場を 継続して作り出すことである。 つまり、組織の行う活動は、 組織の将来を生み出す基盤であると共に、 働く人にとって、 明日の労働に必要な生活費を 生み出すものである。 「労働は、経済活動が  永続するための基盤をもたらし、  リスクに対して備え、  明日の職場をつくりだし、  明日の労働に必要な生計の資を生み出す。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■社会的な次元■~人と社会をつなぐ絆~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 久しぶりに、傘の意出番。 生憎の日曜日ですが、たまには湿気も必要でしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働(働くこと)の五つの次元 その三 社会的な次元 組織は自らの機能で、社会に存在する不満や障害を 解決し、満足を創造する。 人はその組織に働く。 組織社会である。 人は、家族や、町内会などの 地域コミュニティを持っているが、 職場は社会との結びつきを可能とする。 組織がその活動により 社会とつながっていることにより、 そこに働く人も社会とつながる。 大昔から、働くことは、 集団に属して仲間をつくる欲求を 満たす手段だった。   「アリストテレスが、  人は社会的動物であると言ったのは、  人は社会との絆のために  働くことを必要とすると言ったのである。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■心理的な次元■~重荷であるとともに本性~

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おはようございます。 未明の川崎は快晴です。 今日は立春、暦の上では今日から春。 春は近づいてるんでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 労働(働くこと)の五つの次元 その二 心理的な次元 労働とは働く人にとって、 生活の糧として必要であり、 また人が社会人として存在する という意味でも必要である。 ドラッカーは、 これは、呪いのように否応なく 課せられるものである、 と表現する。 しかし人は、働くことを通してこそ、 社会や組織の中での自らの能力や価値を知り、 人間性を知ることができる。  そのなかから、自己実現を目指し 人格を確立していける。 「人にとって、働くことは  重荷であるとともに本性である。  呪いであるとともに祝福である。  それは人格の延長である。  自己実現である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■労働の生理的次元■~指紋のように違う~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝です。 今日は節分、季節を分ける一日、 明日は立春、一歩一歩春が近づいてきます。 梅は咲いたかな~ ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 労働には次の五つの次元があるとした。 第一の次元 ●生理的な次元 人は、一つの動作しかさせられないと、 心理的に退屈するだけでなく、 肉体的に疲労する。 そして、さらに、人の生理として、 スピードとリズムが変化することで、 人はよく働ける。 しかし、そのスピード、リズム、持続力は、 指紋のように人によって異なる。 ”仕事”は効果的であるために 均一に設計しなければならないが、 ”労働”は、人の生理を考慮して、 多様性を持たせなければならない。 ドラッカーは、このような 人の生理を考慮せずに、 効率にのみ主眼をおいて 仕事の仕組みを作ってしまうと、 働きずらい仕組みとなってしまうとする。 「仕事にとって優れた  インダストリアル・エンジニアリングであっても、  人にとっては最悪の  ヒューマン・エンジニアリングとなる。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■労働における五つの次元■~論理ではなく、力学。~

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おはようございます。 青空のもと、寒い朝を迎えた川崎です。 湿度が低いこともあり、インフルエンザが猛威を振るっています。 うがい、手洗い、マスク着用。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 仕事と労働(働くこと)とは 根本的に違う。 ”仕事”とは、テレビや豆腐などの具体的なモノと同様に、 客観的に存在するもので、 具体的に分析、総合、管理をすることができる。 これに対して、 ”労働(働くこと)”はモノとは異なる。 肉体と感情を持つ人間の活動が ”労働(働くこと)”であり、 人間の本性としての動きである。 そこには五つの次元がある。 ●生理的な次元 ●心理的な次元 ●社会的な次元 ●経済的な次元 ●政治的な次元 「これに対して、働くこと  すなわち労働は人の活動である。  人間の本性でもある。  論理ではない。  力学である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■管理のための手段■~フィードバックの仕組み~

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おはようございます。 約束通り、寒い川崎の朝です。 トランプがイスラム圏を中心に 入国禁止令を発したことについて、 およそ理性と知性を持つ国の責任者は 批判の声をあげている。 日本では、国会で安倍さんが この件について質問を受けたところ、 米国政府の見解なので 何も言うべきことはないと回答した。 安倍さんは、ほんとダメな人だね。 日本国民全体が、安倍さんと同様に 理性と知性を持っていないと、 世界から見られまっせ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 仕事に関する、分析と総合と管理の 3つのプロセス。 その三 仕事に管理のための手段を組み込むこと。 仕事とは、作業を組み立てた 一連のプロセスである。 このプロセスにに、目標との差異を感知し、 コントロールを検討し、 フィードバックの仕組みを 組み込むことが必要である。 「予期せざる偏差を感知し、  プロセスの変更の必要を知り、  必要な水準にプロセスを維持するための  フィードバックの仕組みが必要である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」

■プロセスヘの総合■~個々の作業を組み立てる~

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おはようございます。 昨日は季節外れの暖かさ、 今日は一転寒いですよ。 トランプがイスラム圏を中心に入国禁止令を発し、 世界中に波紋が広がっている。 33代大統領トルーマンは、 やりたいと思っていた経済政策ではなく、 やるべきことは外交であるという 客観的事実を受け入れ、実行した。 トランプにやるべきことを教える 取り巻きはおらず、裸の王様。 失敗に気付いても非を認めないトランプに イエスマン達は苦慮するだろうが、 やがて動かざるを得ない時が来る。 失敗に気付いても、非を認めないのは安倍首相も同じだね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 仕事に関する、 分析と総合と管理の 3つのプロセス。 その二 プロセスヘの総合。 これは集団による仕事についていえる。 「個々の作業を一人ひとりの仕事に、  そして一人ひとりの仕事を  生産プロセスに組み立てなければならない。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 10 仕事と労働」