■三人の主人を持つ奴隷■~ジャズバンド型のチーム型組織~
おはようございます。 GW合間の仕事日は天候不調です。 プライベート スペースという概念がある。 他人に立ち入られたくない範囲である。 身近な人には数センチの近さでも不快ではなく、 逆だと1メートルでも不快になるというもので、 女性がより敏感である。 これには、場所と持ち物という前提が必要だ。 混んだ電車の中で、鞄を抱えスマホをするために両肘を突っ張るスペース。 新聞雑誌、ゲーム機も同様。 我慢ができない人たちが多い、困ったものだ、 周りの人のプライベート スペースも考えなさい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 組織には唯一絶対の組織構造はない。 しかしそこには守るべき原則がある。 その第四の項目 ◆誰にとっても上司は1人でなければならない。 ドラッカーは、"三人の主人を持つ奴隷は自由人である"と比喩する。 奴隷が複数の主人を持つとすると、その忠誠心は分散し稀薄となる。 また、板挟みは、いづれも選択できない状態を生み出す。 つまり、その奴隷は誰にも忠誠を尽くす必要のない自由な立場となるのだ。 ドラッカーは、専門家の集まるチーム型組織が失敗する原因は ここにあるとする。 「三人の主人を持つ奴隷は自由人である とのローマの格言こそ真理である。 忠誠の重複を避けるべきは、昔からの原則である。 板挟みになる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)