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■分散化する知識労働者の仕事■~意味のない余分の仕事~

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おはようございます。 真っ青な空の川崎の朝です。 湿気が少なく、さっぱりした空気ですが、 日中の猛暑を予想させる太陽が輝いてます。 日本海側では豪雨のおそれもあるとのこと、 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 肉体労働者は、一時に一つの仕事しかしない。 運転しながら、荷物の積み下ろしはできないし、 建築地盤のコンクリートを流しながら、 柱の建築はできない。 同様に、知識労働においても、 外科医は手術室で電話に出ることはないし、 弁護士も、依頼人の相談中に電話に出ることはない。 今日、ますます知識労働者の仕事は分散化し、 意味のない余分の仕事を課され、 忙しさを着実に増大させている。 「 肉体労働では、人は一時に一つの仕事しかしない。  テイラーの研究対象となった肉体労働者は砂をすくったが、  同時に、炉に燃料を入れることはなかった。  メイヨーが研究した配線室の女性たちは、  ハンダ付けを行ったが、できあがった電話機のテストを行うことはなかった。  トウモロコシを植えつけているアイオワの農民が、  仕事の合間にトラクターを降りて会議に参加することもない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  1章 生産性をいかにして高めるか)