■顧客が単独であることはない。■~まったく新しい事態~
おはようございます。 雲の多い寒い朝の川崎です。 祝日ですね、ごゆっくりお過ごし下さい。 僕は祝日の行事、カレーを今仕込みました。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 顧客との関係を考えさせるための四つの問い。 ①顧客は誰か? 誰を顧客とするべきか? スーパーで買い物をする女性。 彼女の買い物カゴに入っている商品はなにか? 黒ゴマは、今朝のテレビの健康番組で放送されたもの。 かかりつけの医者から薦められたイワシ。 ネットで見た無塩バターは、主人の健康管理のため。 無糖ヨーグルトは友人が子供の虫歯予防ために購入している話を聞いた。 この女性は認識していなくとも、 意思決定は様々の人たちの影響を受けている。 「彼らを理解するだけでは十分でない。 密接にかかわりをもたなければならない。 そして、彼らがどのようなつながりをもちたがっているかを 知らなければならないことは、まったく新しい事態である。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』 (第2章 すべては顧客を理解することから始まる)