■誰を顧客とするべきか?■~影響を受け、影響を与える関係~

おはようございます。

東京都知事選、事前の世論調査どおり舛添さんが当選した。
過去3番目に低い投票率、前回から12%低下。
こうなれば組織票を持つ公明、自民は強い、大雪の影響もあっただろう。

いずれにせよ、混迷の都政の立て直しが急がれる。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



顧客との関係を考えさせるための四つの問い。

①顧客は誰か?

レゴで形を作る時、いずれのピースとも組み合わせが可能である。

顧客も同じでその背後に大勢の関係者がいる。

自家用車の購入に例える。
休日にパパが運転をする。
車種はママが子供や友達などの意見を参考に決める、ファミリー仕様。
また環境問題や、メーカーのCSR活動についても検討するかもしれない。

価格はパパの収入の範囲でママが全体の家計の中で決定する。
そして購入後、パパの同僚やママの友達にその使い勝手を伝える。

これらのことを企業は知らなければならない。
そのためには、彼らを理解するだけでは十分でなく、
密接にかかわりをもたなければならない。
同時に、彼らが企業に対して、どのようなつながりを
もちたがっているかを知らなければならない。


「買い物の後ろには複数の人間がいる。

 製品をランクづけするウェブサイトをはじめ、

 無数の関係者がいる。

 本人は認識していなくとも、

 彼らの意思決定はそれらの人たちの影響を受けている。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第2章 すべては顧客を理解することから始まる)










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