■顧客にすべきノンカスタマー■~企業が顧客になにを提供するか~

おはようございます。

夜中にふと目が覚めて、テレビを点けるとソチ五輪羽生選手の
フィギュアスケート、ショートを放送していた。
前人未到の100点越えの101.45点という素晴らしい結果を出した。

記者会見では、それでも、まだ課題多しとの自己評価だった。
プロフェショナルは高い目標を持たなければならない。
どこまで伸びるのか楽しみだ。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


顧客との関係を考えさせるための四つの問い。

①顧客は誰か?

関わりを持つべきでない、ノンカスタマーの次に、
顧客にすべきノンカスタマーを問う。

インテルの前会長アンディ・グローブは、
顧客はコンピューターチップを使用する
コンピューターメーカーであったが、
携帯電話という重要なノンカスタマーの存在に気がつき、
モトローラやノキアと連携した。

さらにPC販売そのものに進出し、
それまでパソコン市場ではなかった新興国や
連上国におけるノンカスタマーを顧客にしようとしている。

企業は顧客に提供するものによって、その存在価値が決まる。
しかし、これを自明として、真剣に検討しない企業があ多い。

AT&Tは顧客第一主義を掲げていたが、
コストとサービスを考慮せず、いわゆる官僚主義に陥り、
存在価値を落としていった。


「企業の存在価値は、企業が顧客に提供するものによって定まる。

 それが何かが最大の問題である。

 しかし、これを真剣に検討している企業は意外なほどに少ない。

 答えを自明としているからである。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第2章 すべては顧客を理解することから始まる)







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