■利益とは、成果の反映■~履き心地よく、格好よい靴を手に入れるため~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
顧客との関係を考えさせるための四つの問い。
②顧客にとっての価値は何か?
1980年代ドラッカーは、企業の多くが株主利益を追求し、
顧客の存在を忘れていることに軽傷を鳴らした。
利益は、制約条件として必要なものだが、
そのようなものとしての利益でさえ、
顧客を満足させたあとに得るべきもので、
その逆ではなかった。
”企業の目的は、顧客に価値のあるものを提供することである。
それは、縁もゆかりもない者が、
自分のもつ購買力と交換してくれる何かを提供することである。”
利益とは、そのような成果を反映して得るべきものである。
「ドラッカーは、靴を買う者は、靴屋に利益を与えるために
支払いをするのではないと繰り返しいった。
履き心地がよく、格好がよい靴を手に入れるために
支払いをするのである。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第2章 すべては顧客を理解することから始まる)
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