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■マネジャーとは何か■~理解されてこそ有効な存在~

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本日から「第5章 マネジャー」に入る。 この章でドラッカーは、マネジャーというものを定義し、 その役割について問う。 第一に必要なことは、誰がマネジャーかを明らかにすることであり、 それを見分ける基準は、権限ではなく、貢献する責任にあるとする。 まず、マネジャーと専門家との関係について指摘する。 専門家にとってはコミュニケーションが問題である。 自らの知識と能力を全体の成果に結びつけることが、 専門家にとって最大の課題である。 彼らが生み出すものは知識・情報であり、それが組織の他の人たちの インプットにならないかぎり、成果とはならない。 専門家のアウトプットを使う者は、彼らの言おうとしていること、 行おうとしていることを理解しなければならない。 しかし彼らは専門用語なしでは話せない。 その専門用語は専門家のアウトプットを使う者にとっては難解であり、 自らの仕事に結びつける際に大きな障害となる。 専門家は彼らの顧客である組織内の人たちが必要とするものを 供給しなければならない。 ドラッカーは、このことを専門家に認識させることは、 マネジャーの責任であるとする。 「マネジャーを見分ける基準は命令する権限ではない。  貢献する責任である。  権限ではなく、責任がマネジャーを見分ける基準である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー  21 マネジャーとは何か)     

■ 成果を中心に考える ■~インプットではなくアウトプット~

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ドラッカーは、自己実現の第一歩は、仕事を生産的なものにすることにあるとした。 そして、そのためのは、”仕事から生み出す成果”(アウトプット)を中心に 考えなければならないとする。 技術や知識は仕事の道具(インプット)にすぎない、ここから生産性を考えてはならない。 いかなる道具を、いつ何のために使うかは、成果にとって なにが最適であるかから考えなければならない。 ドラッカーは、作業の組み立て、管理手段の設計、道具の仕様など 必要な作業を決めるのは成果であるとし、その例として、エジソンの活動をあげる。 「発明家エジソンは、体系的な方法によって、発明という仕事の生産性をあげた。 彼は常に、欲する製品を定義することから始めた。 次に発明のプロセスをいくつかに分解し、相互関係と順序を明らかにした。 プロセスのなかのキー・ポイントごとに管理手段を設定した。 そして基準を定めた。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット