投稿

ラベル(貢献)が付いた投稿を表示しています

■明確に定義できる仕事■~自らの仕事、貢献、努力~

イメージ
組織として最小限持たなければならない7つの条件、その4 ◆理解の容易さ 誰が何を容易に理解する必要があるのか? ひとつは、 組織に働くあらゆる人が、組織構造の中で自らの仕事を容易に理解できる必要がある。 そのためには、仕事が具体的、個別的で明確に定義でき、何をなすべきかが自ずから明らかになる必要がある。 二つ目は 組織全体の仕事を一人ひとりが理解できる必要がある。 自らの仕事が組織全体のどこに位置し、自らの仕事が全体の仕事からどのような影響を受けるかを理解できる必要がある。 ドラッカーは、これらの理解は、コミュニケーションをベースに行われるもので、この障害になるような組織構造は誤りで、コミュニケーションを助けるものでなければならないとする。 「組織構造は、共同の仕事、すなわち組織全体の仕事を  理解できるようになっていなければならない。  自らの仕事が組織全体のどこに位置し、  逆に全体の仕事が自らの仕事、貢献、努力にとって  何を意味しているかを理解できるようになっていなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第7章 マネジメントの組織 33 組織の条件)     

■貢献をベースにした活動単位■~組織構造の設計は最後に~

イメージ
ドラッカーは、組織の問題について認識すべきことを指摘する。 その2点目 ◆組織構造の設計は最後に手をつける。 では、最初に手をつけるべき”組織の基本単位”とはなにか? 基本単位とは、企業の活動を貢献の種類で分析し、 統合したり切り離したりして活動を類型化し、 その中から同一の貢献を果たす活動をまとめたものである。 この”貢献分析”を行う際には、次の4つの分類基準がある。  ●成果活動  ・直接成果活動:マーケティング、イノベーション等の事業活動  ・成果貢献活動:R&D、調達、製造、物流等の成果活動を間接的に支援する活動  ・情報活動:CRM、人事、総務、広報、会計等の直接成果活動に必要とされる情報を生み出す活動  ●インプット活動  ・良識活動:組織成熟、ミッション・ビジョン浸透等の組織の卓越性を追求する活動  ・助言活動:他の貢献活動を支援するスタッフ活動  ・関係活動:IR、コンプライアンス、法務等の活動  ●家事活動:成果に結びつかない活動  ●トップ活動:類型化できない多元的なトップマネジメント層の活動 「組織構造の設計は最初に手をつけるべきものではなく、  最後に手をつけるべきものである。  最初に手をつけるべきは、組織の基本単位を  明らかにすることである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第7章 マネジメントの組織 31 新しいニーズ)     

■ 貢献をチームワークのベースとする ■~貢献によりコミュニケーションが可能となる~

イメージ
ドラッカーは、組織のチームワークについて、 それぞれのメンバーに対して”貢献本位に仕事をしているか?” ”そこからいかなるチームワークを生んでいるか?” を問う。 そして、各メンバーがその貢献を果たすことにより コミュニケーションが可能となり、 チームワークが可能となるとする。 「なすべき貢献を考えることによって、 横のコミュニケーションが可能となり、 チームワークが可能となる。」 ~「プロフェショナルの原点」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット