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■ 「決定」の本質 ■ ~原発「決死隊」ボランティアの退役技術者たち~

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東電福島原発では一刻も早い事態の収束のため、懸命の作業が続けられている。 そうした中で、現役を退いた技術者らがボランティアで「福島原発暴発阻止プロジェクト」を組織し、100人を超す技術者が集結し出番を待っているとの報道があった。 http://www.j-cast.com/2011/05/19096041.html?p=all 困難を極めている状況の中、自らの危険を承知の上で立ち向かうその勇気と正義感に敬服します。 このプロジェクトには、現場作業に経験のある、60歳以上の方々が集結し、職種は大学教授や設計技師、溶接工に大工やとび職等多種に亘っている。 中には、福島原発の建屋建設に携わったクレーン運転手もいるとのこと。 発起人は「事故を収束するには長期にわたって機能するような高度な冷却装置が必要不可欠。 その作業は機械ではなく放射線の中で人手で行わなければならない。その役目を退役者が担う」と使命と重い決意を話す。 しかし、復旧作業全体のガバナンスがとられていない体制に否応なく組み込まれることへの懸念を感じる。 復旧作業の推進者はぜひこの人たちの、自己犠牲を無駄にしないようなマネジメントをしっかり行うことを願う。 ---------------------------- 「決定とは、『将来に対する現時点でのコミットメント』でもあります。 残念ながら、人間は正確に未来を予測する能力を持ってはいません。 決断した通りにことが運ぶ可能性はせいぜい50パーセントであり、残りの半分はうまくは行きません。だからこそ、 リーダーは注意深く人の話に耳を傾け、チャンスとリスクのバランスを考え抜き、人選にできる限りの時間を割く必要があるのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言 」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」

■ 組織の目的は社会に対する貢献 ■∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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被災者が必要とするものは一番被災者の方々が知っている。 支援したい気持ちを秘めていても、何を行えば支援になるのか が分からないために一歩踏み出せない人達も多いと思う。 被災者の方々や今必要なものを知っている方々は、それを具体的に 広く、速やかに発信する必要があるとと共に、その発信のためには 公的機関の限界を超えるための、ボランティアフォロワ―の参加が 必要だと思います。 ----------------------- ドラッカーはあらゆる組織の目的は、その組織の延命ではなく 社会への貢献であるとする。 「組織は、それ自身のために存在するのではない。 それは手段である。 それぞれが社会的な課題を担う社会のための機関である。 生き物のように、自らの生存そのものを至上の目的とすることはできない。 組織の目的は、社会に対する貢献である。」 ~P.F.ドラッカー「歴史の哲学」 あらゆる組織は、この時こそ社会貢献として、復旧、復興、振興に その存在意義を示すべきでしょう。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■ NPOは人そのものを変える ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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東日本大震災被災地でボランティアの活動が目を引く。 今被災地で求められているのは迅速で取り残されることのないような 支援活動です。 しかし、政府や企業はその組織構造自体が制約となり、スピードや 細やかさに欠ける。 その深刻なギャップを、ボランティアの方々がフォローしているんですね。 ----------------------- ドラッカーはNPOの意義及びその役割について、次のとおり述べている。 「政府は人に何かを命じ、服従を求める。 企業は人に何かを供給し、支払いを得る。 しかし、NPOは人そのものを変える。 NPOの成果は、服従でも支払いでもない。 たとえばそれは、全治して退院する患者である。 何かを学びとった学生である。人生が変わった信者である。」 ~P.F.ドラッカー「歴史の哲学」 NPOの役割は社会的な課題への取り組みと市民性の回復としている。 市民は、これまで”投票”と”納税”という形でしかその活動を 行うことはなかった。 しかし、NPOのボランティアとして活動することにより、 ”社会的秩序、社会的価値、社会的行動、社会的ビジョンに対して、 直接の影響を与えられるようになり、自ら社会的な成果を生み出せる ようになる。” 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■ 似非(エセ)リーダーとは ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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様々な募金や支援活動などのボランティアの輪が広がっている。 このボランティア精神は被災者同士の中でも強く表れている。 頭が下がります。 被災者や国民全体の冷静、沈着、共助の振る舞いに対しては海外からも 賞賛の声が多く寄せられている。 大事にしたい国民性と思います。 しかし、一方首都圏等でのいわゆる”買いだめ”が目に余る。 ガソリンや保存食品、米、水など必需品がターゲットになっている。 仮にこの行為により、被災者への供給が滞る結果が出るとすると、 その行為は加害行為です。 被災者に対する”加害者”になります。 ---------------------------------- ドラッカーは、リーダーとしてまかり通っている、 似非(エセ)リーダーについて次のとおり指摘する。 ▲いわゆる”リーダー的資質”とは関係ない。 ▲カリスマ性とはさらに関係ない。 ▲神秘的なものではない。 ▲人を惹きつける資質ではない。 そのようなものは煽動的資質にすぎない。 ▲仲間をつくり人に影響を与えることでもない。 そのようなものはセールスマンシップにすぎない。 アンチテーゼ、反面教師として役立てましょう。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

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