■事業上の「五つの大罪」(3)■~コスト中心主義、昨日崇拝~

 おはようございます。


東の空が段々と

茜に染まり始めた高知の朝です。


日中も晴れて20度超え、

明日から天気下降気味のようですね。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『未来への決断』から



ドラッカーの「五つの大罪」、

その第二は高価格信奉。



その第三の大罪は、

コスト中心主義だが、

ほとんどの欧米企業が、

コストを積み上げ、

それに利益幅を

上乗せすることによって価格を設定し、

その挙げ句に市場を失ったのだと、

上田さんは続ける。



そして価格設定の唯一の健全な方法は、

市場が快く支払ってくれる

価格からスタートし

そのうえで製品を設計することだが、

アメリカの家電メーカーが壊滅した原因は、

価格設定の方法の誤りにあったのだ、

とする。







「第四の大罪は、


 昨日崇拝である。


 昨日を重視し、明日を軽んじる。


 IBMは、かつてパンチカード事業を重視して


 コンピュータ事業を軽視し、


 その後、メインフレームを重視して


 パソコンを軽視した。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)


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