■企業買収の「五つの原則」(3)■~製品、市場、顧客への敬意~

 おはようございます。


朝から強めの雨が降る高知です。


花チラシの雨、

川沿いの桜は花筏を作りそうですね。


天気予報どおりなら、

昼からは晴れそうです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『マネジメント・フロンティア』から


事業上の目的による企業買収で

成功するための五原則、

第一は買収される側に

大きく貢献できる場合で、

第二は買収される側と

共通の核がある場合だとした。




そして第三には、

買収する側が買収される側の

製品、市場、顧客に

敬意を払っている場合にのみ

企業買収は成功すると続ける。



やがて、

事業上の意思決定が必要になったとき、

この敬意がなければ、

決定は誤ったものとなるのだ。



第四は、

買収される側に、

一年以内にトップマネジメントを

送り込める場合にのみ、

企業買収は成功する。






「マネジメントを買えると思うことは間違いである。


 社長だった者が事業部長になって、


 いつまでも満足しているわけがない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)

コメント

このブログの人気の投稿

■距離を消滅させたeコマース(1)■~産業革命における鉄道~

■イノベーションの三つの心得(3)■~世の中を大きく変えるもの~

■予期せぬ顧客が現れたとき(2)■~客がいなけりゃ話にならない~