■絶望のもとにおける実存■~妥協の余地のない倫理的絶対~
おはようございます。 薄い雲広がる川崎の朝です。 北海道は、季節外れの夏日が続く中、 このところ季節外れの雪。 川崎も涼しい朝でしたが、 日中は暑くなりそうです。 体温調整にお気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人間の実存は、 時間と永遠における同時的実存 としてのみ可能である。 ということは、 人間は、二つのまったく妥協の余地のない 倫理的絶対に押しつぶされた実存としてのみ 可能であるということである。 つまり、人間の実存は、 もしそれが残酷な神々の 悪い冗談以上のものであるとするならば、 悲劇としての実存として 初めて可能であるということである。 「人間の実存は、 恐れとおののきのなかでの実存であり、 恐怖と不安のなかでの実存となる。 そして何よりも絶望のもとにおける 実存となる。」 ~『イノベーターの条件』 (付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)