■成果についてのマネジメント■~仕事をマーケティングすること~
おはようございます。
風が強い晴天の川崎の朝です。
100万部突破した「色彩を持たない、、、、」の村上春樹が京大で講演を行った。
その中で、物語小説の重要さについて「読者がそれを読んで共鳴し、呼応することで、
魂のネットワークができていく。それが物語の力」と協調したとのこと。
内容の理解というより、文中の状況を共有し、物語を擬似体験する、
そのプロセスを楽しむことなのかなって思ってます。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
マネジメントのパラダイムの前提には二組ある。
▲組織運営上の前提
③唯一絶対の人のマネジメントの仕方がある。
ドラッカーは、知識労働者の動機づけは、ボランティアの動機づけと同じとした。
そして、彼らは、仕事上のパートナーとしてマネジメントしなければならない。
パートナーシップとは、命令と服従ではなく、対等であり、そこには理解が必要となる。
何を理解するのか?
相手が何を望み、何を価値とし、目的は何か、成果は何かについての理解である。
組織の思いではなく、相手の思いが中心となる。
つまり、これは、仕事をマーケティングすることを意味する。
ドラッカーは、問題は人の働き方についてのマネジメントの仕方ではなく、
一人ひとりの人間の強みと知識を生かし、成果を上げるようにリードすることにあるとする。
「理論においても実務においても、
問題は、成果についてのマネジメントの仕方である。
ちょうどオーケストラやフットボールの中心が音楽や得点であるように、
人のマネジメントの中心となるべきものが成果である。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(附章 マネジメントのパラダイムが変わった)
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