■ 「生まれついての能力」を信じない ■~”カリスマ”は迷信~



おはようございます。

うす曇りの川崎の朝、今日は突然のひと雨がありそうですよ。
気をつけましょう。

原子力規制委員会は、福井県の高速増殖原型炉「もんじゅ」の
ずさんな管理体制の指摘に続いて、
敦賀原発の地盤が活断層との結論を出した。

この委員会は国策優先、企業寄りの姿勢ではなく、
独立性を保ち客観的に評価・指摘しているように見える。
しかし、この組織は最終的な決定権、命令権は持っていない。

国策として推し進められた原発事業についての、
意思決定には大きなプレッシャーが伴う。
だれも失策の責任は負いたくない、誰が意思決定を行うのだろうか?
誰が行えるのだろうか?

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

マネジメントはそこに働く人たちを組織し、
各メンバーに適切な役割を割り振り、
士気を上げて、一人ひとりを成果を出させる。

そのために、マネジメントは、働く人たちの能力を伸ばすと共に、
より成果をあげるための環境を作り出す必要がある。

個人が成果を出すための能力は、組織の責任として考えるべきで、
個人の天性として捉えてはいけない。

普通の人間をいかに活かすか、ここにマネジメントの責任があるんですね。


「『生まれついての能力』というものを信じません。

 偉大なリーダー、カリスマ、スーパー経営者・・・、

 さまざまな呼称がもてはやされてきましたが、

 すべて危険で馬鹿げた考えです。

 ”不世出の存在”など迷信であり、少なくとも私は賛成しかねます。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第5章 経営とは?リーダーとは?)



   


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