■知識という生産手段■~ボランティアの動機づけと同じ~



GW最終日も晴天ですね。

軽井沢のわが社の保養施設でのんびりし、今無事帰宅。
往復ともラッシュには巻き込まれずに順調な休暇でした。

明日からは、休暇をエネルギーにさぁ頑張りましょう!

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

マネジメントのパラダイムの前提につは二組ある。

▲組織運営上の前提
 ③唯一絶対の人のマネジメントの仕方がある。


ドラッカーは、働く者の多くは、知識という生産手段を持つ
高度の知識労働者だとする。

そして、上司と部下の関係は、オーケストラの指揮者がチェロを演奏できないのと同じように、
部下の代わりの仕事を行うことはできない。

この知識労働者の動機づけは、ボランティアの動機づけと同じで、次の特徴を持つ。
 ▽報酬ではなく、仕事そのものから満足を得なければならない。
 ▽挑戦の機会が与えられなければならない。
 ▽組織の使命を知り、それを最高のものとし、自らが組織に貢献できなければならない。
 ▽よりよい仕事のための訓練を受けられなければならない。
 ▽成果を理解できなければならない。


「つまるところ、フルタイムの従業員さえ、

 これからはボランティアのようにマネジメントしなければならない。

 有給ではあっても、彼らには組織を移る力がある。

 実際に辞めることができる。

 知識という生産手段を持っている。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(附章 マネジメントのパラダイムが変わった)


   


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