■成果のフィードバック■~尺度に照らす~
ドラッカーは、公的機関が”成功”するための条件について、
自らに課すべき、六つの規律があるとする。
第五規律【尺度に応じて成果のフィードバックを行う】
第四の規律で、成果、達成度合いを測定するための、具体的な
尺度を定めた。
次はその尺度に照らして、活動結果が成果を生み出したかどうか
について測定、検証を行う。もちろん、成果に向けた作業だ。
やるべきこと、必要な活動、そのための成果の度合いを自分自身で
決めた。
そして、決めたことを活動に移した。
そこで大事なことが活動状況を記録し、成果に対して有効であったか
どうかを検証すること。
実際に活動したことでうまく出来たこと、できなかったことを洗い出し
止めること、直すこと、より強く行うことを明確にし今後の活動に
生かしていくための作業であるフィードバックである。
自分で決めたことを自ら目指し、行動し、成果を出すことは本人の責任である。
目標とその成果を”自己管理”することなんですね。
「尺度を用いて、自らの成果についてフィードバックを行う。
成果による自己管理を確立しなければならない。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
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