■スーパーマンや猛獣使いだけではない。■~組織の数はあまりに多い~
ドラッカーは、公的機関の機能不振について三つの誤解があるとした。
【2 人材がいない。】
優秀な人材がいないから成果が上げられない、、、、これも嘘である。
公的機関に働くマネジメントが、不適格、無能、不真面目、
怠惰である訳ではない。
また、企業の人間が公的機関のマネジメントに任命されたとき、
官僚よりもうまくやれる訳でもない。
問題は、いかに優れたマネジメントであろうが、
公的機関の役職に就くなり、彼らがただちに官僚になること。
「企業と同様に、公的機関もスーパーマンや猛獣使いだけを
マネジメントの地位に置くわけにはいかない。
組織の数はあまりに多い。
あらゆる病院の院長が天才や偉人でありうるはずがない。」
~「マネジメント」
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