■社会における位置と役割の重要性(5)■~しらけ、絶望にいたる~
おはようございます。
東の空から少しずつ
明るくなり始めた高知の朝です。
蒸し暑い夜が明けて、
いくらか涼しく感じます。
日中は曇って、
猛暑にはならないようですが真夏日、
熱中症には気を付けましょう。
火曜日、今日もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『産業人の未来』から
上田さんは、
企業の役割は、
財とサービスの創造だけではなく、
生産的な仕事を通じ、
働く人たちに生計の資、
社会との絆、
自己実現の場を与えることにある、
とした。
しかも、
一人ひとりの人間が
社会的な位置と役割を持つことは、
彼らにとって必要なだけでなく
社会にとって必要である、
と続ける。
ところが今、日本では、
景気後退のさなかにあって、
働く人の一部が非正規として
職を脅かされているとする。
ドラッカーは次のとおり警告する。
「危険は、
社会への参画が不可能になることである。
無関心となり、しらけ、
絶望にいたることである。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 4 経済と教育のあるべき姿を探る)
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