■日本独自の新たな解を(3)■~弥縫策のまま~

 おはようございます。


明るい空の高知の朝です。


ぐっと涼しい空気です。

でも日中は相変わらずの猛暑、

油断しないように。


小三の孫が一人で来高。

夏休みのひと時、遊ぼう。



土曜日、良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『ネクスト・ソサエティ』から



上田さんは、

戦後のリーダーたちが生み出した

社会的イノベーションは、

1990年ころまで見事に機能し、

日本の面目躍如たるものだった、

とした



ドラッカーに言わせるならば、

何しろ日本は、

大化の改新において

中国の制度を日本化したばかりか、

明治維新においては、

日本の西洋化ではなく

西洋の日本化に成功した国だったのだ。



だが、それら過去の制度、政策、慣行も

期限切れとなり、

もはや、満足に機能しているものは少なく、

雇用や高齢者医療などへの取り組みは

弥縫策のままである。










「したがって、今の日本こそ、


 あくまでも日本の社会に根ざした


 新しい制度、政策、慣行を緊急に


 生み出さなければならない。」





(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 6 日本の進む道とは)


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