■モデルたりうるか、日本(1)■~終身雇用制のメリット~

 おはようございます。


穏やかな青空が広がる高知の朝です。


昨日は後免にある海洋堂、

赤岡の絵金蔵に行き、

孫に新旧のカルチャーショックを

投入しました。


いい思い出になったことでしょう。



月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『明日を支配するもの』から




ドラッカーは、

今日最も困難な試練に

直面している先進国が、

この半世紀の間、

社会として最もよく機能してきた

日本であるとする。




日本がバブル崩壊で

閉塞状態にあるとき、

日本がモデルたりうるとして

ドラッカーは

エールを送ってきたが、

それが終身雇用制だった。



ドラッカーは、

この終身雇用制のメリットとして

人と人の絆を挙げていたが、

知識が中心の社会では、

移動の自由が不可欠なのである。














「そこでドラッカーは、


 日本が社会的な


 安定、コミュニティ、調和を維持しつつ、


 人の移動の自由、


 すなわち転職の自由を実現することを願った。」





(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 6 日本の進む道とは)

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