■『変革の哲学』まえがき(3)■~変革と継続のバランス~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝、

随分と涼しく感じます。


日中は雲が出る時間も多そうですが、

真夏の暑さは変わらないようです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

人間社会における

唯一の富の増殖機関となっている企業もまた、

他の組織と同じように

継続を必要とする人から成っている、

とした。



したがって企業は、

変革のための機関であるとともに、

継続のための機関でなければならない、

と続ける。



こうして変革と継続のバランスが、

マネジメントにとっての

変わることのない課題となり、

しかもそのバランスは、

社会と文化にマッチし、

そこに働く人たちの

価値観と期待にマッチし、

経済的な機会と課題に

マッチしなければならないのだ。



さらに続ける。



「加えてそのバランスは、


 永続しない。


 典型が日本だった。」





(『変革の哲学』 著者まえがき)


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