■知識労働者を必要とする。■~知識労働のマーケティング~

おはようございます。

今日は立秋、
残暑お見舞い申し上げます。

厳しい暑さはまだまだ続きますので、
お気を付けください。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、
知識労働者は従業員であると共に
資本家であるとした。

マルクスは、肉体労働者は
生産手段を所有できないために、
疎外された存在であることを洞察した。
労働者は蒸気機関を所有できず、
資本家が、蒸気機関を所有し支配する。

また、肉体労働者は、
資本家から必要とされる以上に、
資本家を必要とした。
そのため、工場労働者は常に過剰となり、
労働者の賃金を水準以上にすることは
不可能であった。

しかし知識社会では、逆に、
知識労働者が組織を必要とするよりも
組織の方がはるかに知識労働者を
必要とすることを
前提としなければならない。

卓越した知識労働者を確保するために、
組織は、知識労働について
マーケティングを行う必要がある。

そして、知識労働者は組織のニーズを学び、
組織は知識労働者のニーズ、要求、期待を学ぶ
という相互依存関係となる。



「ところが知識社会では、

 最大の投資は機械や道具ではない。

 知識労働者自身が所有する知識である。

 知識労働者の所有する知識がなければ、

 いかに進歩した高度の機械といえども

 生産的にはならない。」


~『イノベーターの条件』
(3章 20世紀の変化の本質は何か)





























































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