■働く者をとりまく組織の現実■~コントロールできない四つの現実~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
組織に働く者は、成果をあげることが困難になっているので、
成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、
まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。
回りを取り巻く現実とは?
その現実は、自分ではコントロールできないもので、
いずれも組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれているので、
それらのものと共生するしか選択の余地はない。
そして、それら四つの現実のいずれもが、
仕事の成果をあげ、業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。
1 時間はすべて他人にとられる。
2 変えるための行動をとらないかぎり、
日常業務に追われ続ける。
3 組織で働いているという現実がある。
4 組織の内なる世界にいるという現実がある。
「組織に働く者の置かれている状況は、
成果をあげることを要求されながら、
成果をあげることがきわめて困難になっている。
まさに、自らが成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、
まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)
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