■知識労働は、成果により規定される■~企業の発展と成功の可能性~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
知識労働の内容は、
部下の数や仕事の大きさでは図れない。
例えば、市場調査に200人を従事させることによって、
仕事の質が向上し、企業の発展と
成功の可能性をもたらす成果を得られるならば、
200人の人件費は安いものである。
逆に、その市場調査部門の責任者にとって、
200人が産み出す摩擦によって生ずる問題に
圧倒される危険も出てくる。
あるいは、数字をチェックすることに忙しく、
「われわれの市場は何か」という
基本的な問いかけを忘れるかもしれない。
もちろん、スタッフをもたない
市場調査の責任者であっても、
非生産的でありうる。
「知識労働は、量によって規定されるものではない。
コストによって規定されるものでもない。
成果によって規定されるものである。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)
コメント