■どのような貢献ができるか■~間違った目標の設定~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
【ある出版部長の退職】
ある公立研究所の出版部長が退職した後、
主たる読者だった外部の科学者たちは読まなくなった。
あるときその一人の科学者が、研究所長に
前部長はわれわれのために書いてくれたが、
新部長はわれわれに向けて書いているといった。
前部長は、広報誌の価値は、
われわれが気に入ることではなく、
外の科学者が何人研究所に入ってくれるかであり、
彼らがいかに優秀であるかにあるとした。
「『どのような貢献ができるか』を自問しなければ、
目標を低く設定してしまうばかりでなく、
間違った目標を設定する。
何よりも、自ら行うべき貢献を狭く設定する。」
~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった 3章 貢献を重視する)
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