■成果をあげない人との区別■~タイプは千差万別~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
成果をあげる人は、千差万別である。
さらにドラッカーは、出会った人たちの例を挙げる。
いかにもリーダーといわれる目立つ人、
存在自体が薄い人、特色のない人、
学者肌の人、ほとんど文字を読めない人、
幅広い関心をもつ人、狭い領域以外のことに関心をもたない人、
自己中心的な人、心の広い人、仕事に生きている人、
仕事以外のことに大きな関心をもつ人など。。。。。
そして、論理や分析力を使う人もいれば、
知覚や直感に頼る人もおり、
簡単に意思決定をする人もいれば、
何かをするたびに悩む人もいた。
成果をあげない人も同様に千差万別で、
ドラッカーは、成果をあげる人との
見極めができないとする。
「つまり、成果をあげる人もまた、
医者や高校の教師やバイオリニストと同じように千差万別である。
彼らは、成果をあげられない人と同じように千差万別である。
しかも成果をあげる人は、タイプや個性や才能の面では、
成果をあげない人とまったく区別がつかない。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)
コメント