■あらゆる確信に疑問を投げる。■~最も重要かつ困難なステップ~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
”イノベーションのための思考と方法を制約しているものはないか?”
廃棄の対象と考えるものは、製品やサービス、組織だけではない。
日常業務に関しても同様に廃棄対象として捉える必要がある。
【CASE】
骨接合材料会社シンセスは、品質がすべてであると自負していたが、
競合製品の方が売上げを伸ばしていた。
問題は物流にあり、体制のチェックを行うと共に、
病院のための在庫管理システムを開発し、
製品が在庫切れにならないようにした。
同社は、顧客との関係を見直し、
医者だけでなく病院管理者も顧客として捉えたのだ。
「事業の前提としている考え方さえ
廃棄することができなければならない。
あらゆる確信に疑問を投げかけ、
新しい考え方を取り入れる余地をつくる必要がある。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)
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