■事業継続の適切性■~イノベーションのプロセス~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
イノベーション活動としてのプロジェクトであっても、
実現可能性がなければならない。
そのためのプロジェクトの進行チェックは
常に行う必要がある。
【研究開発型製薬会社アラガン】
医薬品の研究開発は長期にわたり、
膨大な先行投資が必要でリスクも大きい。
しかし開発段階に入ったものでも
その75%は製品化されない。
アラガンでは、プロジェクトの
継続、修正、廃棄について常時見直しを行い、
とくに化学試験と生体試験のあとには、
必ず費用効果分析を行っている。
「イノベーションといえども、事業としてスタートしたあとは、
独立した事業として、他の事業と同列に
その価値を評価していかなければならない。
事業としての継続が適切でないと判断すれば、
直ちに廃棄することが必要となる。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)
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