■イノベーションの四つの問いかけ■~過去にしがみつくことをやめる。~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、イノベーションとは
天才のひらめきではなく、体系であるとした。
そしてドラッカーは、イノベーションについて四つの問いかけを行う。
①イノベーションを可能とするために何を廃棄するか?
②機会を体系的に追求しているか?
③機会を現実のものにするためのプロセスを踏んでいるか?
④イノベーションのための戦略は事業戦略と合致しているか?
【CASE】
コダック:成功したフィルム事業を捨て、
デジタル映像に人材と資金を投入した。
ゼロックス:コピー機の販売という形態を捨て、
リースという形で、コピー機能の販売という形に変えた。
過去を捨て、イノベーションを行ったのだ。
”過去にしがみつくことをやめ、成功の確率を高めなければならない”
「あまりに多くの企業が既存の事業にとらわれ、
自らを解き放つことができないでいる。
そのためイノベーションを行えず、
運命を切り開くことができないでいる。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)
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