■認識の変化■~事実の解釈を変える。~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
イノベーションの機会を発見するためには、
7つの機会を常にチェックする必要がある。
⑥認識の変化
グラスに半分入っているワインを”半分入っている”とみるか
”半分しか残っていない”と見るかでは意味が異なる。
とるべき行動も違う。
”半分入っている”とみるならば、
残っているチーズをもう少し切ればいい。
”半分しか残っていない”とみるならば、
他の飲み物を探すために冷蔵庫を探すか、
行きつけの飲み屋に繰り出すか、
ダメなら歯磨きの準備をするかもしれない。
充足していない状況を、何らかの方法で満たそうとする。
ドラッカーは、このように世の中の認識が、
”半分しか残っていない”に変わるとき、
イノベーションの機会が生まれるとする。
「認識の変化は事実を変えない。
しかし、事実の解釈を変える。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)
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