■ギャップの存在■~企業が考えるもの~

おはようございます。

青空に薄い雲が霞む川崎の朝です。
気温は段々と上がって、
今日は快適な一日になるでしょうか。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



イノベーションの機会を発見するためには、
7つの機会を常にチェックする必要がある。

③ギャップの存在
顧客が欲しいと思うものと、
企業が顧客が欲しいと思うだろうと推定するもの
との間に存在するギャップ。

【CASE】
航空会社の低価格競争の中で、他社が輸送力の増加による
コストダウン戦略を取ったが、新興航空会社ジェットブルーは、
待合室やシート、機内テレビ番組等のサービスを拡充し、
旅行そのものを快適にする戦略を取り成長を続けた。

一方、価格競争から脱却できない航空会社の多くは、
企業再生法の適用を受ける状況となった。
市場は大きいが、自社はその恩恵に与れないというギャップだ。

飛行機を利用する顧客の要望は、
企業が考えるように必ずしも価格に重点を置いている訳ではなく、
サービスの拡充が重要なポイントだったのだ。


「顧客が欲しているものと、

 顧客が欲していると企業が考えるものとの間に存在するギャップが

 イノベーションの機会となる。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)























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