■新しい社会を創造する力■~一般知識から専門知識への移行~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
知識への移行の三段階、
”産業革命”、”生産性革命”、”マネジメント革命”。
この根底にあったものが、知識における意味の変化だった。
こうして、知識の重心は、
一般知識から専門知識へと移行してきた。
かつての重要とされた知識とは一般知識であり、
教育ある人間、教養人が持つものであった。
彼らは、ゼネラリストだった。
様々なことについて
話し、書くために必要なことを知っていた。
そして、様々なことを理解するために
必要なことも知っていた。
しかし彼らは、何かを行うために
必要なことは知らなかった。
これに対し、今日知識とされているものは、
必然的に高度の専門知識である。
「夕食の客には教育のある人がよい。
しかし砂漠では、教育のある人よりも
何かのやり方を知っている人が必要だ。
教育ある人間はいらない。」
~『プロフェッショナルの条件』
(1章 ポスト資本主義社会への転換)
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