■経済発展のための唯一の原動力■~生産性の爆発的増大~

おはようございます。
青空の見えない朝が続く川崎。

学校の夏休みも始まった3連休中日、
東京地方の天気は今日も不調です。

川内原発が再稼働に向けたスタートが切られた。
福島原発は未だコントロールされていない状況の中、
一気呵成に原発再稼働に向かってしまうのか。

ここでも、国民の意思が疎外されている。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


第二次大戦までの、イギリス、アメリカ、ドイツは、
新技術におけるリーダーシップによって勃興し、
日本、韓国、台湾、香港、シンガポールなどの
アジア諸国は、テイラーの訓練によって勃興した。

これらの国々は、この訓練の成果として、
工業化以前の低賃金の労働力に対し、
世界一流の生産性を与えることができた。

第二次大戦後、テイラーの方法論を基礎におく訓練は、
経済発展のための唯一の原動力となった。

機械化は生産能力の増大をもたらしていたが、
働く者白身は、生産性を向上させていなかった。

テイラー以降、肉体労働者の生産性が
年率3.5%ないし4%で伸び始め、
18年で倍増するに至った。

この前例のない生産性の伸びが、
先進国における生活水準と生活の質の向上をもたらすとともに、
働く者の自由時間の増大をもたらした。



「仕事への知識の適用が、生産性を爆発的に増大させた。

 物を作ったり運んだりする労働者の能力は、

 数百年にわたってまったく進歩していなかった。」

~『プロフェッショナルの条件』
  (1章 ポスト資本主義社会への転換)































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