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■距離を超える情報■~異なる国や地域を隔てる「距離」~

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おはようございます。 1月4日、仕事始め、今日も青空が広がる川崎の朝です。 仕事モードに切り替え頑張りましょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 情報はインターネットにより、 国境を越えることが可能となり、 その結果、国と国との距離はゼロになった、 とした。 そして、情報の普及は175年前、 電気通信の技術が発明されたその瞬間から始まった、 と続ける。 情報が行き交うためには、 距離や空間を超えなければならなが、 そのためには、交通機関の普及が必要であった。 「鉄道の敷設、自動車の大衆化、航空網の整備により、   距離をコントロールすることが   少しずつ可能となってきました。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第1章 世界はどこへ向かっているのか)

■国境が消えた■~言語の壁を乗り越えること~

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おはようございます。 気持ちの良い青空が広がる川崎の朝、 冷え込みは余り厳しくありませんね。 昨日は家族会で久しぶりに甥っ子、孫等 様々な面々と楽しいひと時を過ごしました。 三が日、今日も呑みまっせ! ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 グローバル化を成し得たものは、 情報だけである、 とした。 その要因は、インターネットの普及である。 情報はインターネットにより、 国境を越え、時間の制約もなく入手することができる。 国と国との距離はゼロになった。 「言語の壁さえ乗り越えることができれば、  世界中のあらゆる情報を  瞬時に手にすることができる時代になったのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第1章 世界はどこへ向かっているのか)

■グローバリゼイションの真意■~成し得たものは「情報」のみ~

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おはようございます。 今年も快晴が続きますね。 昨日は、母親と家内と三人の 静かな元旦でした。 三人というのは、人生での記録的少人数。。。 今日は近くのホテルで一家勢ぞろいでの宴会です。 今日は賑やかに呑みまくりまっせ! 今日も一日よろしくお願いします。 ----------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 21世紀を生きる私たちの経済環境は、 三つの側面から見ることができるとした。 ・グローバル経済 ・トランスナショナル経済 ・財、サービス、人から成る実態経済 そして、1点目のグローバル経済について指摘する。 ドラッカーは、 このグローバリゼイションについて、 正しく理解されていない点がある、 と続ける。 「しかし、グローバリゼイションについては、  正しく理解されていない点があります。  それは、真にグローバル化を成し得たものは、  ただ一つ、「情報」のみであるということです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第1章 世界はどこへ向かっているのか)

■世界経済が持つ三つの顔■~世界はどこへ向かっているのか~

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明けましておめでとうございます。 快晴の元旦です。 2017年は我々の理解を超えた出来事が頻発する ”激変”の一年でした。 しかしこの変化は、昨年限りのことではなく、 継続して起こっていることで、 今年も止まることはないでしょう。 これから起こる変化は、 我々の生活の問題であったり、 人類生存に関わる問題であったり、 ビジネスチャンスとなる課題であったりするかもしれません。 明日のことについて、分かっていることは ”今日とは違う”ということぐらいしかない、 とドラッカーは言いました。 だからこそ、手放しで明日を待つのではなく、 あるべき明日を作るための活動を 今日行わなければならないのでしょう。 年頭のけじめ、自らへの戒めとして記します。 皆様にとって、明るい一年でありますことをお祈りいたします。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 本日から、「ドラッカーの遺言」。 2013年に投稿したチョイス記事を拡大した2サイクル目です。 ドラッカーは21世紀を生きる私たちを 取り巻く状況について、認識すべきことを示す。 そして、経済においては、 次の三つの側面から見ることができるとする。 「グローバル経済」 「トランスナショナル経済」 実体経済としての「財・サービス・人から成る経済」 「21世紀に入って数年を経た現在、  世界を取り巻く状況がどうなっているのか、  まずはそのことをしっかりと認識する必要があります。  経済においては、三つの異なる顔を持つ側面が、  互いに平行し、時に重なり合いながら、  明確な世界経済としての姿を現しつつあります。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第1章 世界はどこへ向かっているのか)

■社会的機関としての組織■~成果と仕事に関わること全て~

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おはようございます。 うす曇りの川崎の朝です。 大晦日、いよいよ2017年とお別れ。 一年ごとに必ず繰り返し、今回が64回目、 イベント感はもう左程ないが、 一つの里程標として捉えています。 一年間お付き合いいただきまして ありがとうございます。 良いお年をお迎えください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 『マネジメント』最終回、昨年10月17日に2サイクル目をスタートし、 1年と2カ月余り、今回が最終回です。 ドラッカーの文書は読むたびに新しい発見がありました。 3サイクル目にはさらなる発見があるんでしょう。 さぁ明日からどうしようかなって頭を痛めています。 ありがとうございました。 ------------------------ マネジメントのパラダイムは変わった。 なにが変わったのか? 社会や経済、コミュニティの中心が、 技術や情報、生産性から”組織”に変わった。 組織とは、自ら行う活動が成果をあげ、 社会に何らかの貢献をするために 存在する社会的機関である。 そして、その社会的機関としての組織に 成果をあげさせるための道具、機能、機関が マネジメントである。 ドラッカーはさらに、このマネジメントが 責任を負うものは、 成果と仕事に関わること全てであるとする。 「今日の社会、経済、コミュニティの中心は、  技術でも、情報でも、生産性でもないということである。  それは、成果をあげるための社会的機関としての組織である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)

■成果は組織の外部にある。■~マネジメントと起業家精神はコインの裏表~

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おはようございます。 快晴、気持ちの良い青空が広がる川崎の朝です。 2017年もあと二日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイム、 その前提についての誤り。 ▲事業経営上の前提  最後、  マネジメントの世界は組織の内部にあるか ドラッカーは、マネジメントが 組織の内部に焦点を合わせることは、 そもそも組織の本質と機能に反するとする。 組織の内部には、コストしか発生しない。 成果は組織の外部、つまり市場、 顧客からしか生まれず、 その市場、顧客は企業の意図に 無関係に変化する。 企業はこの変化を当然とし、 自ら変化を生み出さなければならない。 この変化への対応姿勢こそ、 起業家精神である。 このためにマネジメントが取り組むべき仕事は、 組織の外部における成果を明確にし、 それを実現するために手にする資源を 組織することである。 ドラッカーは、このことはマネジメントに 特有の機能であるとする。 「マネジメントを知らない起業家が  成功し続けることはありえない。  イノベーションを知らない経営陣が  永続することもありえない。  企業にせよ他のいかなる組織にせよ、  変化を当然とし、  自ら変化を生み出さなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)

■国境は制約条件にすぎない■~規定するのは、経済の実体~

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おはようございます。 青空が広がる川崎の朝です。 いよいと今年も後三日、 帰省ラッシュで混雑しそうですね。 お気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイム、 その前提についての誤り。 ▲事業経営上の前提  その③   マネジメントの対象は国内にかぎられる。 かって、国の経済と政治の現実は一致し、 企業はその中で活動していた。 しかし現在、企業はグローバ経済の下で活動し、 国という単位が、企業戦略上も生産活動上も、 経済の単位ではなくなってきている。                     その中で、国境、国内法の規制等が企業にとって、 厄介の種にすぎなくなったと言える。   故に、マネジメントの対象も国境は一致しなくなった。 ドラッカーは、もはやマネジメントの対象を、 政治的に規定することはできないとする。 「今後前提とすべきは、  国境は制約条件にすぎないということである。  現実のマネジメントを規定するのは、  政治ではなく経済の実体である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)