■販売を不要にすること■~現実、欲求、価値からスタート~
おはようございます。 寒い雨の降る川崎の朝です。 今日の気温は5度まで下がりそうです。 暖かくしてお出かけください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 消費者運動こそ、企業にとって機会である、 と続ける。 消費者運動によって、 企業はマーケティングを 企業活動の中心に置かざるをえなくなる。 これまでマーケティングは、 販売に過ぎなかった。 われわれの製品からスタートしている。 われわれの市場を探している。 これに対し真のマーケティングは 顧客からスタートする。 すなわち現実、欲求、価値からスタートする。 「われわれは何を売りたいか」ではなく、 「顧客は何を買いたいか」を問う。 「実のところ、販売とマーケティングは 逆である。 同じ意味でないことはもちろん、 補い合う部分さえない。 もちろんなんらかの販売は必要である。 だがマーケティングの理想は、 販売を不要にすることである。 マーケティングが目指すものは、 顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、 おのずから売れるようにすることである。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 2 企業とは何か」