■本書刊行の目的■~ドラッカーの新たな一面~

おはようございます。

高知の朝は快晴、
厳しい冷え込みですが、
段々暖かな陽射しで気温上昇。

冬の好日。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


リック ワルツマンは、本書刊行の目的として、
次にとおり記す。


生前、ドラッカーの講義を直接聴いた人たちは、
著作には表れないドラッカーの一面を
目の当たりにする機会に恵まれたが、
それができなかった人々に同じ経験を伝えることによって、
読者にドラッカーの新たな一面を発見できる機会を
提供すること。


そして、本書を通読すればきっと、
ドラッカーの半世紀が
はっきりと読者の中に浮かび上がってくると続ける。


ドラッカーは控えめに、
「どの話から始めればいいのでしょうね」、
「私の話はうまくないね」といった具合で語ることもあったが、
普段の話しぶりは理路整然としていて、
しかもその口調は自信に満ちていた。


また、
「1950年以降、有効に働いた政策はひとつもありません」と
断言したり、
品質管理のグルであるデミングを「完全に時代遅れ」だと
ばっさり大胆になることもあった。



「それでもたまには、

 踏み込みすぎることもあります。

 たとえば、変化の激しい世界経済について語った

 1997年のスピーチでは、

 「今後10年以内に、カナダが分裂するのかどうか、

 誰もが関心を持っています」と語っているのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989) ~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(はじめに)






















































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