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■強みでないことはいっそ他社に(2)■~事業の絞り込みとコラボレーション~

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 おはようございます。 快晴の空が広がる須崎の朝です。 4月も最終日、 連休の狭間ですが 絶好の行楽日和になりそうですね。 水曜日、良い一日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『P・F・ドラッカー―理想企業を求めて』から ウェルチは、 ドラッカーの、 すでに手がけていなければ、 手をつけるつもりのものばかりか、 との問いに、『そのようなことはない』 と答えたことから、 『一位二位戦略』が生まれた、 とした。 上田さんは、 ここまでが巷間に 伝えられている話だが、 ウェルチを取材した イーダスハイム博士によると、 ドラッカーの言葉は さらに奥の深いものだったとする。 それは、 どこか他の企業の本業に してやれないかという言葉は、 顧客に対してはベストのチームで臨め ということであったのだ。 このように当時すでにドラッカーは、 コラボレーションを 教えていたのだった。 こうしてウェルチは 事業の絞り込みと コラボレーションによって、 GEの発展を確実なものにした。 ドラッカーは次のとおり説く。 「自らの強みに焦点を合わせ、  強みでないことは他社に任せなさい。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)

■強みでないことはいっそ他社に(1)■~一位二位戦略~

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おはようございます。 快晴の空が広がる道後の朝です。 連休中日の昨日は夕方近くまで雨が降る あいにくの天気でしたが、 今日は一日晴れ。 絶好の行楽日和になりそうですね。 火曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『P・F・ドラッカー―理想企業を求めて』から ドラッカーは、 本格的に取り組めないものは、 どこか他の企業の 本業にしてやれないかを考えるべきだ、 とする。 上田さんは、 ジャック・ウェルチには、 CEOに任命されたら すぐにしようと思っていたことがあった、 とする。 それはドラッカーに会って 教えを請うことだった。 ドラッカーはウェルチに、 GEはいろいろな製品を扱っているが、 もしすでに手がけていなければ、 手をつけるつもりのものばかりか、 と聞いたという。 「『そのようなことはない』  とのウェルチの答えから、  世界で一位か二位になる気のない事業からは  撤退するという、  『一位二位戦略』が生まれた。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)

■最適な規模を知る(3)■~規模にふさわしい戦略や構造~

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 おはようございます。 どんよりした空模様の道後の朝です。 道路は濡れている様ですが 強い雨ではなさそうです。 、 今日は夕方までは雨が降りそうですね。 雨具を持ってお出かけください。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『マネジメント』から 上田さんは、 組織が大きいことがよいのは、 規模が大きくなければ 仕事ができない場合に限られる、 とした。 そして、組織にとって最適の規模とは、 組織の機能や仕事に必要な情報を 最も有効に扱うことのできる規模であると続ける。 ドラッカーは次のとおり説く。 「多くの企業が  自らにとって適切な規模を知らない。  規模にふさわしい戦略や構造については  さらに知らない。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)

■最適な規模を知る(2)■~体力を消耗する業病~

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 おはようございます。 まぶしい陽が射す高知の朝です。 今日も一日晴れ、 気持の良い行楽日和になりそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『マネジメント』から 上田さんは、 組織には最小規模と 最大規模それぞれに限界があるので、 自らにとっての適切な規模を 知らなければならないとした。 そして、規模の不適切さは、 体力を消耗する業病であるが、 その原因は不明でも、 不適切なことを知るための 診断は容易であるとする。 その兆候は明確で常に同じであって、 不適切な規模の組織には、 肥大化した分野、活動、機能が必ずある。 「大きいことがよいのは、  規模が大きくなければ  仕事ができない場合に限られる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4戦略はいかにして立てるべきか)

■最適な規模を知る(1)■~最小規模、最大規模の限界~

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 おはようございます。 まぶしい陽が射す高知の朝です。 今日は晴れ、 さわやかな晩春の一日になりそうです。 GW突入の土曜日、良い一日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『マネジメント』から ドラッカーは、 組織が大きくなれば、 中身の大部分は外部環境から遠ざかる、 とする。 そして、 生命の維持に不可欠な栄養素を供給すべき 内部機関が複雑になり、 そのことにより規模が複雑さを 招くこととなってしまう、 と続ける。 上田さんは、 組織にはそれ以下では存続できない 最小規模の限界が産業別、市場別にあり、 逆に、それを超えると、 いかにマネジメントしようとも 繁栄を続けられなくなる 最大規模の限界があるとする。 「したがって組織は、  自らにとっての適切な規模を  知らなければならない。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4戦略はいかにして立てるべきか)

■組織は戦略に従う(2)■~正しい構造の探求ではない~

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 おはようございます。 どんよりとした空模様の高知の朝です。 でもこの雲もだんだん取れて、 昼過ぎからは晴れそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『マネジメント』から 上田さんは、 組織づくりの最悪の間違いは、 絵に描いたモデルを生きた組織に 機械的に当てはめるところから生じる、 とした。 そして、 組織構造は、 それぞれの企業の状況と戦略に従って 決めるべきものである、 と続ける。 ドラッカーは、 業績を自動的に上げる組織構造があるに違いない、 などという考えは捨てるべきだとし、 大事なのは、 組織の中の人間が成果を あげやすくすることである、 とする。 「今日必要とされているものは、  正しい構造の探求ではなく、  それぞれの仕事に合った構造の探求であり、  発展であり、評価である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)

■組織は戦略に従う(1)■~組織づくりの最悪の間違い~

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 おはようございます。 高知の朝は、 霞かかってますが、 段々と明るくなっています。 一日晴れ、 日中は上着無しで過ごせそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『マネジメント』から ドラッカーは、 組織の構造とは、 組織が目的を 達成するための手段であるので、 構造に取り組むには、 戦略から入らなければならない、 とする。 上田さんは、 このことを最も簡明に、 かつインパクトのある表現にまとめた言葉が、 経営学者アルフレッド・D・チャンドラーの名言 「組織は戦略に従う」だった、 とする。 そして、 業績が悪化すると、 組織のせいにして組織をいじり出すが、 組織改革なるものの多くが、 この手のものである、 と続ける。 「ところがさしたる知恵もないために、  どこかからモデルを借りてくる。  しかし、組織づくりの最悪の間違いは、  絵に描いたモデルを生きた組織に  機械的に当てはめるところから生じる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 4 戦略はいかにして立てるべきか)