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■ 事業の目的は顧客の創造 ■

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ドラッカーは、事業と顧客の関係について、次のとおり定義する。 「事業とは、市場において、知識という資源を経済価値に転換するプロセスである。 事業の目的は、顧客の創造である。 買わないことを選択できる第三者が、喜んで自らの購買力と交換してくれるものを供給することである。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」 顧客は自社の何に対して対価を払ってくれるのか、その強みはどこなのか、そしてさらにどこを伸ばすべきかについて追求することが大事なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 利益の幻想・・・利益とはコストである ■

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企業が経済活動であげる利益について、ドラッカーは多くの経営者は無知であるとする。 何を知らないないか、、それは、”そもそも利益なるものが存在しないこと、存在するのはコストにすぎないという事実”だ。 ドラッカーは”利益はコスト”とした上で、企業は以下の3つのコストをカバーしなければならないとする。 ⇒企業の持つ資源を維持継続するための費用 ⇒将来に亘り経済活動を維持継続するための保険料としてのコスト ⇒従業員の報酬と将来の年金の資金 ~P.F.ドラッカー「実践する経営者」 そして、これらのコストをカバーすることは、経済的、社会的責任であるとする。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 有能な人材を生み出す習慣 ■

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ドラッカーは医学界における人材教育について、 「普通の人間に、いかに良心のある診断・治療をするように教えるか?どうすればそれは可能になるか?」 と問うことだけが、教えられる内容の全てで、この姿勢にこそ、すべての解答が隠されているとする。 そしてこれを組織経営に置き換えると、、、  『「われわれの事業の目的は何か?この事業の成果は何なのか?そのために何をすべきなのか?」 であり、有能な人材とは、まさにそうした習慣を持った人のことなのです。』 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 となる。 有能な人材とは、このような問いかけを常に意識する習慣を持った人なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ ネクスト・ソサエティ~知識社会の三つの特質 ■

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「知識社会としてのネクスト・ソサエティには、三つの特質がある。 第一に、知識は資金よりも容易に移動するがゆえに、いかなる境界もない社会となる。 第二に、万人に教育の機会が与えられるがゆえに、上方への移動が自由な社会となる。 第三に、万人が生産手段としての知識を手に入れ、しかも万人が勝てるわけではないがゆえに、成功と失敗の併存する社会となる。 これら三つの特質ゆえに、ネクスト・ソサエティは、組織にとっても一人ひとりの人間にとっても、高度に競争的な社会となる。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 本当の問題は別のところにある ■~菅首相辞任は正しい回答か~

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震災・原発対応が菅政権の下では行えないとの政界世論に押された形で、政府組織の体制組み換えの動きが加速している。 誰もが、原発や復旧作業がタイムリーに行われているとは思っていないが、そのことが菅さん一人に問題があるとも思ってはいない。 被災者や有権者とは別の社会での出来事、明らかに政局である。 菅さん個人に問題を矮小化することにより本来の問題点がぼやけてしまうことが危惧される。 あるいは、トカゲのしっぽ切りかもしれない。 しかし、本来の問題点は早晩表面化する。そのときに被害を受けるのは被災者であり国民である。 問題が正しくなければその答えも間違いでしかない。 ”菅さんが障害”という正しい問題から”辞任させる”という正しい回答を出したということを政治家は証明しなければならない。 ----------------------- ”The right answer to the wrong problem is very difficult to fix.” 「間違った問題への正しい答えほど始末におえないものはない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 誰が正しいかでなく何が正しいか ■~リーダーの意思決定~

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不確定で多様で、困難な制約条件のもとで行われる意思決定には様々な英知を結集する必要がある。 そして、そのいずれかの選択の際には、感情とか好き嫌いとか実行容易さではなく、 なにが正しく目的に合致するかを一義としなければならない。 そしてその決定事項の実行に際しては、状況変化による変更要求は前提条件として考えなければならない。 しかし妥協・調整等による変更がそもそもの目的を崩してしまっては、意思決定自体が無意味になってしまう。 なので、意思決定時に”なにが正しいか”について追求しておくことが重要なんですね。 ----------------------- ドラッカーは、意思決定に当たって次のとおり述べる。 「決定においては、何が正しいかを考えなければならない。 やがては妥協が必要になるからこそ、誰が正しいか、 何が受け入れられやすいかという観点からスタートしてはならない。」 ~P.F.ドラッカー「経営者の条件」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 負えるリスク ■ ~追求してはならない機会。~

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週明けに、世論調査結果が報道される。 政党はこれを民意として、利用したり、批判されたりする。 そしてこれが世の中の方向性を変化させる場合もある。 しかし、本当に”民意”だろうか。 国民はほとんどの情報をマスコミから得ている。 そしてその情報は、発信者の意図やノイズが混入している。 一方世論調査は主にそのマスコミが行っているため、 回答はその質問の仕方、つまりマスコミの意図に依存することとなる。 国民は日々のマスコミ情報や世論調査結果をそのまま真に受けないで、 冷静な目で十分に注意して見つめる必要があると思います。 ----------------------- ドラッカーは、致命的なリスクを伴う機会は追求すべきでないとする。 「機会の追求に失敗して多少の資金と労力を失うリスクは、負えるリスクである。 失敗したならば存続できないほど多額の資金がかかるのであれば、 もともとその機会は、追求してはならない機会である。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 そしてさらに、成功したけれど資金不足等でその成果を利用できないなら、 それはもともと”負えないリスク”と続ける。 リスクは負わなければならないが、負える範囲を適切に判断する必要があるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット