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■一人ひとりがCEOである。■~変えるには勇気が必要~

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おはようございます。 昨日の夜は、涼しく梅雨を忘れる空気でした。 しかし週末に向かって、梅雨本番の天気らしいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、キャリアは、自ら形成すべきものであり、 そのためには、自らが自らのCEOとならなければならないとした。 そして、転職や職種変更であっても、 それはすべて革命というべき快挙であるとする。 しかしキャリアを変え、 人生を変えるには勇気が必要であり、 そのためのリスクをとらなければならない。 そして、サラリーマンでありつづけることではなく、 常にコラボレーションの主体となることを 余儀なくされることとなる。 それは、CEOであるかのように考えなければならないことを意味する。 「キャリアは、計画してうまくいくものではない。  自ら形成すべきものである。  そしてそのためには、  自らが自らのCEOとならなければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■人に影響を与え、影響を受ける。■~組織の目的、価値観、原則~

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おはようございます。 今日も朝から雲の多い、 すっきりしない川崎です。 日中は梅雨の晴れ間、 暑くなりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ CEOのなすべきことは、知識労働者にとって何を意味するか。 第三に、知識労働者は人に影響を与え、人から影響を受ける。 彼らは、組織の目的、価値観、原則を 自ら示すCEOからの影響も受ける。 そしてこのトップからの影響は、 仕事に情熱をもって取り組む彼らには、 特に重要だ。 知識労働者は、自らが強みとするものと 価値ありとするものからも影響を受けるからだ。 「CEOたる者は、  組織の目的、価値観、  原則を体現する存在でなければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■何をもって貢献すべきか■~価値観の異なる組織~

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おはようございます。 雲の多い、すっきりしない川崎の朝。 さあ、今日から7月、我が社も新年度。 ドラッカーは、明日は分からないと言った。 言えるのは、今日とは違うことだけ。 わからないのであれば、作り出せばいい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ CEOのなすべきことを明らかにした。 では、それらは知識労働者にとって何を意味するか。 第二に、個の確立には、自ら価値とするものと 情熱の対象を知ればよいという。 ドラッカーは、価値観の異なる組織で働くことは間違いだという。 これまで、「何をもって貢献すべきか」を考える必要のある者は ほとんどいなかった。 なぜなら、農民や職人のように、 仕事上行うべきことは決められてたからだ。 しかし今日の知識労働者は、 これを考えなければならない。 そのためには、自らが強みとするものと 価値ありとするものを知らなければならない。 「今日の知識労働者は、  かつては聞かれたことのない問題に  答えることができなければならない。  「何をもって貢献すべきか」」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■一人ひとりがCEO■~カー・レーサーのビジョン~

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こんにちわ すっきりしない天気ですね。 いつ雷雨が来てもおかしくない、 との認識が必要ですね。 今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ CEOのなすべきことを明らかにした。 では、それらは知識労働者にとって何を意味するか。 ・第一:ビジョンをもつには、自らの組織がどこにいて、どこに向かっているかを知らなければならない。 ・第二:個の確立については、自らの価値観と情熱の対象を知ればよい。 ・第三:知識労働者は人に影響を与え、人から影響を受ける。 知識労働者のビジョンは、カー・レーサーのビジョンでなければならない。 ドラッカーは、全体を見、同時に眼前の問題と機会を見るためには、 自らを知る必要があるという。 ”自らの強み、価値観、情熱の対象、欠点を知らなければならない。” ドラッカーは、自らの強みを知る方法を次のとおり示す。 →期待する成果をメモする癖をつける。 →半年後、九か月後に実際の成果と比較する。 「お婆さんの運転を思い浮かべればいい。  いつも1メートル前の地面を見ている。  アクセルを踏む、ブレーキを踏む、ハンドルをとられる。  ところがカー・レーサーは、足下の感触を確かめつつ、トラック全体を見ている。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■自らの姿を鏡で見る。■~個の確立と人の重視~

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おはようございます。 青空の中に雲が浮かぶ、川崎の朝。 突然の雷雨のおそれもあります。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、人の大切さを説きつづけ、 社員こそが最高の資産であり、 NPOのボランティアと同様に、 社員のことを考えるべきだとした。 そのためには、耳を傾け、目を開き、 それらを正しく解釈するために 時間をかけなければならない。 不確実性のなか、ビジョン、組織としての個の確立、人の重視こそが、 大事であり、そのいずれもCEOだけが担当できることである。 「組織としての個の確立のためには、  自らがそのモデルとなるべく  自らの姿を鏡で見なければならない。  人の重視のためには、人を敬い、  自らの組織を命あるものとして見なければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■人を動かす■~個として、全体として~

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おはようございます。 梅雨空の川崎の朝、 週末のお出かけ、 天気の急変にご注意を。 ライオンのオスは、メスの連れ子を襲うという。 自分のDNAを残すという本能からだ。 昨日母親が夫の連れ子の女の子を殺すという事件があった。 イライラしたからだという。 人ではない、野生動物にも劣る。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ CEOは、社員に対して最大の影響力を持つ。 そして、その役割は、人を動かすことである。 ドラッカーは、その成果は定量的に表せないかもしれないが、 CEOにしかできないことであるとする。 「CEOとしてのあなたの最大の役割は、  人についてのものである。  それは、信頼の醸成であり、  人への敬意であり、コミュニティの形成である。  それらはあなたにしかできないことである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)

■不祥事もCEOの責任■~「知らなかった」とはいえない。~

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おはようございます。 今日は晴天、気持ちの良い朝を迎えた川崎。 週末、お楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーはCEOがすべてを決めるとした。 そして、倫理的な基準もCEO次第であるとする。 利益があがることは、CEOの手柄であるかもしれない、 しかし、悪いこともCEOの責任である。 そのときCEOは「知らなかった」とはいえない。 ドラッカーは、無能な経営者への過度の報酬に警告を発し、 ”何千人もの人を解雇しつつ巨額の報酬を懐に入れることは、 倫理的にも社会的にも許されることではない”と声を荒げた。 そして、CEOが利益に目がくらむと、 株価に気をとられ、ミッションを忘れる。 また、企業とはコミュニティであり、 利益を得るための道具ではないとした。 ドラッカーは、CEOにも失敗もあれば嘘もあるだろうが 最も悪いのは、「何があったか知らなかった。だから罪はない」 という弁解で、 これこそが最大の罪であるとした。 「企業には責任者がいなければならない。  すべてを知り、起こることに責任をもつ者が  いなければならない。それがCEOである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第7章  21世紀の経営における最大の問題)